がんの発症を引き起こす頻度が最も高い細胞内たんぱく質を、研究者たちは30年もの間、阻害しようと尽力してきたが、これまで成功することはなかった。米University of California、San Francisco校(UCSF)の研究チームは2013年11月20日、このrasたんぱく質の変異型を不可逆的に標的とする低分子を作製することに成功したと発表した。この分子は正常なrasたんぱく質には結合しない特性を持つことから、がん治療に用いられるその他全ての標的薬とは大きく異なる、と研究チームは語っている。

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