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    【日経バイオテク/機能性食品メール  2013.10.18 Vol.114】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしてお
ります日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長の河田孝雄です。

 今日は、東京大学本郷キャンパスの伊藤謝恩ホールで開催の日本食品免疫学会
(JAFI)第9回学術大会を、昨日に続き取材しました。

 「食べ物と免疫、食べ物と健康、は21世紀後半には最も重要な分野になる」と
学会の会長を務めている東京大学名誉教授の上野川修一さんは、大会の最後にお
話しでした。

 最後のプログラムであるシンポジウム3「食と免疫・健康-赤ちゃんからお年寄
りまで-」は、文京区が後援する公開シンポジウムでした。

 その4番目の講演者は、長野県の東御(とうみ)市で活躍している医師である倉
澤隆平さんで、演題名は「こんなにも多い、多彩な亜鉛欠乏症-食欲不振?褥瘡
・皮膚疾患?そして舌痛症も??-臨床症状の謎が最新の亜鉛研究で、徐々に明
らかに-」でした。東御市立みまき温泉診療所の顧問で、社会福祉法人みまき福
祉会の理事長をつとめる倉澤さんは、これまで亜鉛欠乏症を800症例ほど診てきま
した。

 「多くの医師が考えているよりも、遥かに多くの亜鉛欠乏症患者さんがいる」
と2002年秋にふとしたことから気づいたとお話しでした。最近の研究により、亜
鉛が生体機能でいかに重要か分かってきたことも紹介しました。食塩は高血圧な
どによくないとされ、味噌の摂取量が減っているのも、現代の亜鉛不足に影響し
ているのでは、ともお話しでした。

 倉澤さんが作成したホームページに詳しく掲載されているのでご覧ください。

亜鉛欠乏症のホームページ
http://www.geocities.jp/ryu_kurasawa/

 亜鉛(Zn、ジンク)は、亜鉛イオンがDNAに結合した構造モチーフであるジンク
フィンガー・モチーフ(ZFモチーフ)の構成元素です。ZFは、この遺伝子調節で
重要な役割を担っています。革新技術の人工ヌクレアーゼの初代といえるZFヌク
レアーゼ(ZFN)もその1つです。

 ヒトゲノム解析の結果からは、ヒト遺伝子のおよそ15%にこのZFモチーフがあ
るとのことです。他にも、活性発現にZnが必要な酵素があることなどを加えると
およそ20%に相当するといえるようです。

 日経バイオテクONLINEの関連記事のリストも以下に掲載します。
 
[2012-11-22]
京大院の神戸准教授、みそは亜鉛欠乏に有用、
ZIP4発現Hepa細胞で大豆成分を特定
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20121122/164595/?ST=ffood

[2011-10-27]
理研、ヒトZIP13はホモダイマーで亜鉛トランスポーター機能発揮、
亜鉛シグナルの実体解明に前進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20111027/157470/?ST=ffood

[2009-5-18]
理研、阪大、成育医療セ、東大、アレルギー性接触皮膚炎に亜鉛輸送体が関与
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/2399/?ST=ffood

 この日本食品免疫学会と、先週の金曜日(10月11日)と土曜日に東京国際フォ
ーラムで開催された第34回日本肥満学会については、注目の企業関連発表など記
事にまとめましたので、ご覧ください。

[2013-10-17]
インフルエンザ対策にプロバイオティクス、
食品免疫学会で明治と雪印、カゴメが発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171504/?ST=ffood

[2013-10-17]
第9回日本食品免疫学会学術大会が開幕、
明治や雪印、日本ハム、マルハニチロなど発表企業は16社
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171500/?ST=ffood

[2013-4-26]
【機能性食品 Vol.91】ヤクルトとDanone社、農芸化学会と食品免疫学会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171500/?ST=ffood

[2012-10-19]
【機能性食品 Vol.67】ヒトiPS由来褐色脂肪細胞が評価に活躍へ
日本食品免疫学会は盛会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20121019/163866/?ST=ffood

[2012-10-18]
続報、カルピスが大会長の第8回食品免疫学会学術大会に300人、
2013年の大会長は明治
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20121018/163830/?ST=ffood

[2013-10-16]
肥満学会、カプシノイドやγオリザノール、ダイゼイン、カンタキサンチンなど
機能性成分の発表相次ぐ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171482/?ST=ffood

[2013-10-16]
日本肥満学会、新理事長に春日雅人氏、倫理・COI委員会を新設 1pt
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171481/?ST=ffood

 最後に、日経バイオテクONLINE機能性食品版の記事全文をお読みいただける有料
情報サービスについて説明させていだきます。

 月1000円(クレジット決済)で、月間100本まで記事をご覧いただけるというサー
ビスです。報道記事数は月間100本未満のことが多いのですが、アーカイブに格納し
ている10年以上前からの2000本以上の報道記事も、キーワード検索などで、ご覧い
ただけます。

 まずは、日経バイオテクONLINE機能性食品版のサイトにアクセスしてください。
→ https://bio.nikkeibp.co.jp/ffood/

 詳しくは、次のリンク先をご覧ください。
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第2パラグラフ以降も含む記事全文を読むには、有料会員になっていただく必要があ
ります。日経バイオテクONLINE機能性食品版では、会費月額1000円(クレジットカ
ード決済のみ)の会員になると月100ポイント分まで記事全文を読めます。記事は、
ポイント1の記事と、ポイント0の記事がありますので、月間のご覧いただける本数
は100本以上です。アーカイブの記事もご覧いただけます。

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 なお、この日経バイオテクONLINE機能性食品版では、機能性食品と関連しない記
事については記事全文をご覧になれません。日経バイオテクONLINEの記事全てをお
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           日経BP社 医療局 先進技術情報部
           日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長 河田孝雄

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※2013年10月11日から18日までの機能性食品記事リスト(掲載の新しい順)
 リンク先は、日経バイオテクONLINE機能性食品版です。

味の素、ロイシン高含有の独自配合アミノ酸素材は少量で筋たんぱく質合成を
促進、11月のアミノ酸学会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131018/171530/?ST=ffood

インフルエンザ対策にプロバイオティクス、
食品免疫学会で明治と雪印、カゴメが発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171504/?ST=ffood

第9回日本食品免疫学会学術大会が開幕、
明治や雪印、日本ハム、マルハニチロなど発表企業は16社
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171500/?ST=ffood

肥満学会、カプシノイドやγオリザノール、ダイゼイン、カンタキサンチンなど
機能性成分の発表相次ぐ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171482/?ST=ffood

日本肥満学会、新理事長に春日雅人氏、倫理・COI委員会を新設
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171481/?ST=ffood

化学工学会の細胞アッセイ研究会、11月25日に細胞アッセイ技術シンポジウムを
都内で開催
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171478/?ST=ffood

ニッポンジーン、独自開発の低コストSNPs解析システムを年内に発売へ、
装置は立山マシン
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171472/?ST=ffood

キユーピー、細胞への浸透性高めた低分子ヒアルロン酸「ヒアロナノ」を
12月末発売へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131016/171470/?ST=ffood

ダイセル、スーパーイソフラボン「フラボセル」をアンチエイジング素材
として事業化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131015/171457/?ST=ffood

クリルオイル普及協議会が発足、10月9日のセミナーで企業は
甲陽ケミカルとAkerBioMarine社が発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131015/171456/?ST=ffood

阪大の石北教授らが光合成たんぱく質PSIIの触媒活性の要因を特定、
2013年ノーベル化学賞の手法活用
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131015/171455/?ST=ffood

東京理科大の松永准教授ら、組み換え不使用で植物の成長を可視化、
境界細胞を発見
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131014/171438/?ST=ffood

【機能性食品 Vol.113】企業が「予見できる制度」実現へ、
産業競争力強化法で薬事法の白黒明確化に経産省
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131012/171428/?ST=ffood

※以下は、記者発表です。記事中のリンク先は各企業のウェブサイトです。

資生堂、第2四半期(累計)連結業績予想の修正および特別損失の発生
に関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20131018/171512/?ST=ffood

アサヒグループホールディングス、PT Multi Bahagiaとのインドネシアにおける
容器入り飲料水の製造及び販売を行う合弁会社の設立合意に関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20131017/171486/?ST=ffood

東洋新薬、東洋新薬『葛の花エキス』の非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の
発症抑制作用を確認
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20131016/171466/?ST=ffood

サントリー、サントリー文化財団2013年度
「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」募集
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20131016/171465/?ST=ffood

大塚ホールディングス、米国アステックス社株式に対する公開買付けの結果
および買収完了にともなう子会社の異動に関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20131015/171449/?ST=ffood

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日経バイオテク/機能性食品メールの次回発行予定日は、2013年10月25日(金)です。