究極の個の医療とも呼ぶべき再生医療にもアキレス腱があります。細胞の経済的な生産と品質管理です。再生医療の細胞のコストは、製造:品質管理:配送に1:1:1の割合です。製造コストを極限まで絞っても価格低下には限度があります。品質管理の中でも最もコストがかかるのは3度行われる感染症など病原体の混入の試験で、これだけでも3000万円も必要で、その結果、自家培養細胞による再生医療は1億円も費用がかかります。病原体試験の国産化を進めなくてはなりません。これは比較的簡単に対応可能であると思いますが、技術的に困難なのが細胞そのものの品質管理です。

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