こんにちは。1週おきにこのメールを担当しております、日経バイオテク記者の増田智子です。

 医療用iPS細胞のソースを収集するための活動が今週月曜日に始まりました。日本赤十字社と京都大学iPS細胞研究所が協力して実施するものです。日本赤十字社のプレスリリースはこちら。
http://www.jrc.or.jp/press/l3/Vcms3_00003680.html

 会場は2カ所、大阪の森ノ宮駅歩5分の大阪府赤十字血液センターと、京都の地下鉄四条駅そばの献血ルーム四条で、血小板成分献血をした人に案内チラシ
(http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/ketsuekiiPSchirashi130611.pdf)
を配布、もし拒絶反応が起きにくいHLA型を持っていた場合には研究協力の案内文が来るそうです。もっとも、当該HLA型の50株のiPS細胞を作製するためには2万~3万人のHLA型を調べる必要があるとされており、これは1000人に1、2人くらいなのでめったに「当たり」はないでしょうが。

 献血者数は年々減少しており、特に10代、20代の落ち込みが激しいと心配されています
(http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/1b.html)。
iPS細胞に関心を持つ若年層は多く、これをきっかけに献血の協力者が増えるかも知れません。日本赤十字社によると、「実施場所や対象者の拡大は引き続き協議・検討」とのことで、関西圏在住者以外にもチャンスはありそうです。

 私が44回目の献血をしたのは2007年のゴールデンウイーク。あとたった6回で50回を達成できるのでまた行きたいのですが、仕事と育児と両立しつつ時間を作るのが大変です。女性の献血回数は、年齢階級別の労働力率と同じようにM字型になっているのではないでしょうか。東京都の献血ルームでキッズルームがあるところはどうも1カ所しかないようなので、できれば増やしてほしいところです。

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                     日経バイオテク 増田智子