毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経
バイオテクONLINEアカデミック版編集長の河田孝雄です。

 日本政府が2013年6月14日の閣議で「骨太の方針」と「日本再興戦略」を正式に
決定しました。その成長戦略には、「一般健康食品の機能性表示を可能とする仕組
みの整備」が盛り込まれました。いわゆる健康食品や農林水産物について、健康機
能性の表示を可能にする制度を検討します。2013年度中に検討を開始し、2014年度
中に実施に移す計画が示されました。内閣府規制改革会議は6月5日に、一般健康食
品の機能性表示を可能とする仕組みの整備について答申していました。

政府「骨太の方針」に食品の機能性表示、日本抗加齢医学会は6月28日に緊急企画、
日本健康・栄養食品協会は7月5日と16日にトップセミナー
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130614/168978/?ST=ffood

 2012年度補正予算で文部科学省が推進している「国際科学イノベーション拠点整
備事業」で採択された、北海道大学などの「フード&メディカルイノベーション国
際拠点」によるオールジャパンの取り組みも、重要になってきます。

http://www.hokudai.ac.jp/news/2013/03/post-227.html

 来週月曜日(6月17日)には、オールジャパン「食と健康」シンポジウム「食と
健康に関する知の結集に向けて」が、北大医学部学友会館で開催されます。

http://www.hokudai.ac.jp/news/130612_pr_mcip.pdf

 今日は、北里大学で開催された第17会腸内細菌学会を取材しました。

北里大で開催の第17回腸内細菌学会に380人、第18回は2014年6月に東大本郷で開催
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130614/168979/?ST=ffood

 腸内細菌学は、日本が世界に誇れる業績を残してきた分野だと思います。この強
みを基に、世界への展開加速を期待します。

北里大で開催の第17回腸内細菌学会に380人、第18回は2014年6月に東大本郷で開催
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130614/168979/?ST=ffood

 腸内細菌は食生活の影響を受けるので、西洋と東洋との違いが次々と報告されて
います。学術界で中国の存在感が増していますが、腸内細菌の研究分野は、日本の
強み・蓄積を活用できるのでは、と思います。

2012年Hottest Researchersの21人に中国勢がBGI所属など4人、日本勢無し、
最多引用論文51報のジャーナル別トップはNEJM
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130614/168955/?ST=ffood

 またこの1週間で、食生活を含む環境が遺伝子の働きに影響するエピジェネティ
クス関連の研究会の記事をまとめました。ご覧いただければと思います。

国立健康・栄養研の第2回日本DOHaD研究会年会に175人、
2014年の第3回会長は久保田健夫・山梨大教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130611/168903/?ST=ffood

日本エピジェネティクス研究会の代表幹事に牛島俊和・国立がん研セ研
上席副所長、事務局に久保田健夫・山梨大教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130611/168902/?ST=ffood