味の素が調味料として開発を進めているトリペプチドのグルタミルバリルグリシン(L-γ-Glu-L-Val-Gly;略記γGlu-Val-Gly)について、食品安全委員会(食安委)が安全性評価を近く終える見通しとなった。2013年5月16日に都内で開催された食安委の添加物専門調査会(第118回)で、グルタミルバリルグリシンの食品健康影響評価書を取りまとめて食安委に報告してパブリックコメントの手順に進むことが決まった。グルタミルバリルグリシンは、味の素のイノベーション研究所と食品研究所、味の素製薬の創薬研究センターの研究グループがGたんぱく質共役型受容体(GPCR)アゴニスト創薬技術を活用して開発し、2012年3月には日本農芸化学会大会のトピックス賞を受賞した。食安委における公開資料では、製法は公開されていないが、変異γグルタミルトランスフェラーゼ(GGT)でバリルグリシンからグルタミルバリルグリシンを製造する特許(WO2013051685A1)は2013年4月11日に公開になった。

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