国立国際医療研究センター(NCGM)は、新規核内移行ペプチドNTP(nuclear trafficking peptide)をベクターに利用して目的のたんぱく質を細胞の核内に運搬することにより、安全で簡単に細胞を形質転換する技術を開発した。2013年5月8日から東京ビッグサイトで開催されている「BIOtech 2013」のアカデミックブースで展示発表し、5月9日にアカデミックフォーラムでNCGMが口頭発表した。まずはNCGMの研究所副所長を務める難治性疾患研究部の石坂幸人部長が概要を紹介し、続いて同研究部の高品智記上級研究員が詳細を解説した。この技術を用いるとウイルスベクターを使用せずに、1日3回、3日連続投与でiPS細胞を樹立できた成果などを発表した。ZFNやTALENなどと併せたゲノム編集への応用も紹介した。

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