理化学研究所生命システム研究センター(理研QBiC)集積バイオデバイス研究ユニットの田中陽ユニットリーダーと東海ゴム工業新事業開発研究所・SR研究室の藤川智宏研究員、東京大学大学院工学系研究科の嘉副裕助教、北森武彦教授らは、化学・生化学実験や医療診断に適したマイクロ流体チップに組み込む小型電動バルブを開発した。電圧をかけることで一定方向に大きく変形する東海ゴムの特殊な電動ポリマーである「スマートラバー(SR)アクチュエーター」を用い、0.01cm3以下という超小型化と0.7秒の高速応答性を実現した。このバルブによりマイクロ流体チップ全体をコンパクト化できるため、今後、小型医療診断装置や生化学実験ツールなど、持ち運び可能なデバイスへの応用が期待できる。この成果は、オランダSensors and Actuators B, Chemical誌(インパクトファクター3.898)に近日掲載される。

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