アグリバイオ最新情報【2013年4月30日】のハイライト
ISAAA日本バイオテクノロジー情報センター(NBIC)の冨田房男代表

4月のハイライト

 組換え作物の世界経済への貢献は、ほぼ1000億米ドルに達すると報道されている。また、「農業者が組換え作物への選択肢が与えられている場合には、その導入レベルは明確に高い。その理由は、農業者が得られる経済的利益が明確であり、2011年には平均ha当たり130米ドル以上にしているからである」。これだけの組換え作物が普及したことで、英国での人気の食料品チェーンTESCO社が述べている。「他の主要な小売業者と同じく、我々は家禽と卵生産者が飼料に遺伝子組換え大豆を使用できるようにすることを決定した。これは、強力かつ持続的な英国の養鶏産業を支援するのに役立つ」としている。

 結局のところ、非遺伝子組換え飼料を購入できなくなったことと組換え作物が食料としても飼料としても問題がないこと、環境への貢献も大きなことがはっきりしたことによると言える。同様にEFSA、欧州食品安全庁も、食品や飼料の使用や栽培に遺伝子組換えトウモロコシリスク評価に関する科学的意見としてその安全性を発表した。

世界

組換え作物の世界経済への貢献は、ほぼ1000億米ドルに達した
輸出国は、遺伝子組換え作物のタイムリーな科学に基づく規制の必要性を強調
アースデー(地球の日)2013:農業バイテクは、地球の資源を節約に貢献
世界的レベルでの遺伝子組換えに関する情報伝達戦略をより広範な関係者に拡げるように取組を変える
ISAAAの作物バイオテクノロジーに関する世界知識情報センター(KC)2013 年次総会
発展途上国における遺伝子組換え作物の導入を課題に国際会議開催

アフリカ

上院議員は、ナイジェリア大統領にバイオセーフティ法案を法律にするよう署名を促した

南北アメリカ

アフリカ及びその他の地域のための新規有望ササゲ品種
アルゼンチンは、遺伝子組換え作物の承認プロセスを加速

アジア・太平洋

MAHYCOがアグリバイオ部門への顕著な貢献が評価され、ABLE賞を受賞
インドの農業者は、遺伝子組換え作物導入を続けている
フィリピンでの遺伝子組換えトウモロコシについて新ビデオを作成

ヨーロッパ

英国政府の主任科学顧問は、遺伝子組換え作物への流れが強くなっていると述べた
英国のTESCO社が、遺伝子組換え飼料を与えた家禽製品を販売
EFSA:GMトウモロコシ59122は食糧・飼料として安全に利用可能とした

出版物備忘録

バイオテクノロジーと気候変動に関するPOCKET K 43
商業化遺伝子組換え作物の世界状況に関する改訂版ポケット K

国際アグリバイオ事業団(ISAAA)アグリバイオ最新情報【2013年4月30日】

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https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130507/167812/