基盤研・創薬支援戦略室、初代室長に神戸大・榑林教授が就任へ、企業と大学で探索研究に従事

(2013.03.15 12:18)
河野修己

 医薬基盤研究所内に2013年4月1日に発足する創薬支援戦略室の初代室長に、神戸大学大学院医学研究科の榑林陽一教授(統合創薬科学分野)が就任することが分かった。

 榑林教授はバイエル薬品中央研究所、ファイザー中央研究所を経て神戸大に移籍。ファイザー中央研究所時代は探索研究所の所長を務めていた。榑林教授を知るある人物は本誌の取材に、「研究とビジネスの両方が分かる人。神戸大では産学連携を担当していたこともあり、創薬支援戦略室の室長としては最適ではないか」とコメントした。

 創薬支援戦略室は、民主党政権時代に策定された「医療イノベーション5カ年戦略」に起源がある。同戦略では、アカデミア発の創薬シーズを対象とした橋渡し機能を強化するため、基盤研を中心とする「創薬支援ネットワーク」を創設するとした。

 政権交代後、創薬支援ネットワークという名称は使われなくなったが、構想はほぼそのまま引き継がれた。基盤研は理化学研究所、産業技術総合研究所などと共同で創薬支援の強化に取り組む。創薬支援戦略室は同事業の司令塔となる。

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