先週金曜日(2013年2月8日)に続いてお目にかかります。「日経バイオテク/機
能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクONLINEアカデミック版編集
長の河田孝雄です。

 今回は、食品の機能性に関するエビデンスのデータベース(DB)を話題にさせて
いただきます。

 農林水産省の補正予算や北海道フード特区など、新たな施策が登場する度に、食
品の機能性に関するDB整備が話題になります。

続報、農水省、補正予算20億円で健康リスク低減農林水産物供給システム開発へ、
「攻めの農林水産業」前倒しの一環
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130118/165602/?ST=ffood

JADMA佐々木会長が北海道と意見交換、
フード特区の対象要件の厳格化を避けるよう要望
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130213/166184/?ST=ffood

 食品の機能性に関するエビデンスの情報を整理して、日本の納税者向けに日本語
で紹介する取り組みは、もちろん重要です。まずは、正確な情報を国民に伝えやす
いように、健康増進法や薬事法などの関連法律などを運用できるようにすることが
課題かと思いますが、エビデンス情報のDB化では、既存DBの拡充と連携を推進すべ
きと思います。

 最近の記事とりまとめなどで関連したものでは、以下のようなものがあります。

国立健康・栄養研究所「『健康食品』の安全性・有効性情報」の
「素材情報データベース」
https://hfnet.nih.go.jp/

医療経済研究・社会保険福祉協会の「健康食品素材の科学的実証データベース」
http://www.hfs-data.jp

ナチュラルメディシン・データベースWEB版
http://www.nmdb.jp/index2.html

※日経バイオテクONLINE関連記事

続報、「カゼの季節の働く人に」、大塚製薬「NatureMadeスーパービタミンD」の
交通広告が話題に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130110/165499/?ST=ffood

健康食品素材の科学的実証DBを社福協が12月19日から公開、清水俊雄教授や久保明
教授らがDB構築
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20111209/158520/?ST=ffood

ニチモウバイオティックス、麹菌発酵大豆培養物「ImmuBalance」で原材料ハイク
オリティ認証を取得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130213/166185/?ST=ffood

 このうち1番目の記事に記載したビタミンDのインフルエンザ関連のヒト試験の論
文が、上記の国立健康・栄養研究所の素材情報DBに掲載されていないことに気が付
いたので今週、連絡したところ、今日時点で既に掲載されたことを確認しました。

 製品に近くなると、先に言及した法律などによる制約のため、論文情報などの開
示も難しくなります。北海道フード特区はこの辺りの規制緩和も意図しているよう
です。

 先週木曜日(2月7日)に医療経済研究・社会保険福祉協会(社福協)が都内で開
催した第28回健康食品フォーラム「補完代替医療の側面から見た、健康食品の将来
像-安全性を基本として-」で、「臨床現場における健康食品の応用」と題した講
演を行った金沢大学大学院医薬保健学総合研究科臨床研究開発補完代替医療学講座
の鈴木信孝特任教授は、金沢大学における産学連携品電子図書館の取り組みも紹介
なさっていました。こちらはB to Bを意図したサイトです。

http://www.sangaku-data.jp/

 今週はここまでとさせていただきます。果肉が赤いリンゴの記事もご覧いただけ
ればと思います。

信大農の伴野教授ら、果肉が赤いハニールージュなどリンゴ3品種を登録申請、
苗木最大手が独占供給
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130213/166190/?ST=ffood

果肉が赤いリンゴ新品種が実用化、弘前大と信州大が相次ぎ種苗企業と契約
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130212/166167/?ST=ffood