理化学研究所植物科学研究センター(PSC)メタボローム機能研究グループの中林亮特別研究員、斉藤和季グループディレクターらは、フーリエ変換型イオンサイクロトロン共鳴質量分析計(FTICR-MS)を導入して、硫黄を含む2次代謝物を網羅的に解析できるS-オミクスを確立した。タマネギの解析で、モノアイソトピックイオンだけから成る67個のピーク抽出、22個の組成式決定、抗炎症活性を有する6個の構造式推定を行った成果を、米化学会(ACS)のAnalytical Chemistry誌(インパクトファクター5.9)で発表する。この研究は、科学技術振興機構(JST)国際科学技術共同研究推進事業の戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)の2011年度採択課題「メタボロミクス:低炭素社会に向けた植物特異的代謝解明に資する基盤研究推進(研究代表者:斉藤和季氏)と、戦略的国際科学技術協力推進事業(SICP)2011年度採択課題「研究代表者:山口大学の執行正義氏」、植物科学最先端研究拠点ネットワークにより行われた。

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