胚性幹細胞(ES細胞)は、筋肉細胞や神経細胞とは異なり、どの細胞の役割でも担える能力を備えている。この柔軟性は「多能性」と呼ばれ、生物が発達する過程において、幹細胞は血液や脳、腎臓細胞などに変換するための多様な遺伝子発現プログラムを直ちに活性化できる状態でスタンバイしているということを意味する。米Stowers医学研究所の研究チームは2012年12月27日、細胞がこのような高い柔軟性を維持できる1つの理由として、Ell3と呼ばれるたんぱく質がエンハンサーと呼ばれるDNA領域に存在するためだとCell誌電子版で発表した。

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