ハウス食品は、食用の植物油脂などに含まれることが分かった3-クロロ1,2-プロパンジオール(3-MCPD)脂肪酸エステルやグリシドール脂肪酸エステルを迅速に分析できる技術を開発した。ハウス食品ソマテックセンターの宮崎絹子氏が、長崎県佐世保市で開かれている世界オレオサイエンス会議「World Congress on Oleo Science 2012 & 29th ISF Congress―JOCS/AOCS/KOCS/ISF Joint Meeting―」で、2012年10月1日に口頭発表した。Candida rugosa由来の酵素リパーゼを用いることにより、先に報告のある分析法では4時間あるいは16時間ほどを要していた前処理の所要時間をわずか30分に短縮した。「20のサンプルをGC-MSで測定するまで、全体の前処理が3時間ほどで済む」と、同社ソマテックセンター基礎研究部の神山和夫グループ長は話す。

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