こんにちは。第2、第4金曜日を担当する日経バイオテク副編集長の河野修己です。

 普段は主に医療・医薬分野を担当しているのですが、ここしばらくはバイオマスプラチックの取材に力を入れています。バイオマスプラスチックとは、バイオマス由来の原料を使用しているプラスチックを意味します。

 業界団体や企業の話をいろいろ聞いてきて分かったことは、ビジネスとしてのバイオマスプラスチックが岐路に立っているということです。新しい製品ですから、既存製品と比較すると、どうしても品質はイマイチで価格は高いという面を否定できません。それでも地球環境に優しいというキーワードで徐々に使用量が増えてきたわけですが、それも限界に来ているようです。どの企業も用途開発に苦労しているというのが現状でしょう。

 それでも、バイオマスプラスチックでありながら性能面でも遜色なく、汎用品との置き換えを期待できる製品も生まれつつあります。詳しくは次号(10月8日号)の特集をお読みください。以下、最近掲載したバイオマスプラスチックの記事を挙げておきます。

温室効果ガス報告書、バイオマスプラスチック由来のCO2排出控除を国連機関が承認
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120925/163393/

日本バイオマス製品推進協議会の加藤氏に聞く、「バイオマスプラスチックの普及には政府の支援が必要」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120925/163375/

NatureWorks社、ポリ乳酸バイオポリマーはごみ埋め立て地において安定でメタンは統計的に有意に発生していないと発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120924/163370/