東北大学多元物質科学研究所(IMRAM)の笠井均准教授らは、京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の村上達也助教らとの共同研究により、抗がん剤イリノテカンの抗腫瘍活性体であり強い抗がん特性を有することで知られるSN-38の二量体化合物を新規合成し、難水溶化とした後、同化合物を再沈法という独自のナノ化技術を駆使して、抗がん性PND(Pure Nano Drugs =ナノ純薬、約50nm)を作製することに成功した。2012年9月6日に発表した。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)