雪国まいたけ研究開発室は、マイタケの遺伝子機能の解析に役立つ分子生物学的ツールを構築したことを、東京農業大学(東京・世田谷)で開催された日本きのこ学会第16回大会で2012年9月7日に発表した。05年設立の微生物資源のベンチャーであるハイファジェネシス(東京都町田市)、東京家政大学家政学部環境教育学科生物工学研究室の藤森文啓准教授との共同研究の成果だ。雪国まいたけは、食用きのこの生産に科学的根拠に基づく視点を加えて最適な栽培環境条件の設定や効率的な育種に役立てるため、キノコ子実体が生育するメカニズムの解明を進めている。今回は、構築したマイタケのベクターで緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発現を確認するとともに、RNAiによる遺伝子のノックダウンにも成功したことを発表した。岩手生物工学研究センターからシイタケ用発現ベクターの提供を受けたことも紹介した。

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