米エネルギー省(DOE)傘下の米Brookhaven National Laboratory(BNL)は2012年7月31日、研究チームがリグニンの合成前駆体を効果的に「マスクする」新しい酵素を組み換えたトランスジェニック植物を創製したと発表した。リグニンは植物バイオマスの分解を特に困難にしている植物細胞壁の構成成分である。この組み換え酵素が植物中で発現されると、細胞壁中のリグニン量が大きく低減し、細胞壁を含むバイオマスの分解性が増加した。これは植物バイオマスのバイオ燃料への変換をより効果的にできる可能性を示唆している。この研究成果は2012年7月31日に発行されたThe Plant Cell誌に「An Engineered Monolignol 4-O-Methyltransferase Depresses Lignin Biosynthesis and Confers Novel Metabolic Capability in Arabidopsis」というタイトルの論文として掲載されている。

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