毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日の日経バイオテクONLINEメールの編集部原稿も担当しております日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長の河田孝雄です。
前回の7月6日から2週間ぶりでお目にかかります。

 このところ猛暑日が続く地域も多いようですが、地球温暖化などの気候変動は農業への影響も大きいですね。米国では国土の6割が干ばつとのことで、トウモロコシや大豆などの価格も高騰しています。日本の九州北部豪雨の被害も甚大です。地球上の降水量のバランスがかなり乱れてしまっているようです。

 昨日7月19日は、タキイ種苗の茨城研究農場に伺いまして、桃太郎シリーズのトマトなどの新品種を見てきました。トマトの健康成分が今年年初からまた話題となり、トマトジュースなどの需要は好調ですが、トマトの栽培は温暖化の進行で病害虫対策なども大変になっているとのこと。新品種の育成での対応も急ピッチです。

 新しい分子育種技術への期待も高まります。

日経バイオテク5月7日号「特集」、農作物の新しい育種技術
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120508/160912/

広島大と理研が人工ヌクレアーゼZFNで遺伝子挿入、ウニ初期胚1細胞の遺伝子発現を可視化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120619/161653/

 9月20日には、愛知県岡崎市で第2回ゲノム編集研究会が開催されます。

http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/smg/genome_editing/index.html

 メール原稿の締め切り時間になりました。ここ2週間で直接とりまとめた主な記事とそのポイントを以下に紹介させていただきます。

かんきつポリフェノールが社会に浸透へ、8月初めに報道関係者向け説明会が相次ぐ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120720/162248/
○低迷するかんきつの国内消費の改善にも寄与しそうです。

東京薬科大の深見教授ら、皮膚の脂質代謝が乾癬様皮膚炎と全身の炎症に関与、Nature姉妹誌に発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120718/162208/
○ホスホリパーゼCδ1(PLCδ1)が創薬の標的になります。

日水がω3飲料「イマークS」の表示許可取得、中性脂肪は血中中性脂肪に、高脂血症は脂質異常症に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120718/162206/
○より厳密な用語の記載が求められています。

熊大とNIHがヒトDNAポリメラーゼηの反応を40秒間隔で結晶構造解析、Nature誌に発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120718/162183/
○酵素反応をスナップショットで連続解析した成果です。

サントリー、黒烏龍茶のトクホ表示に体脂肪対策をプラス
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120717/162177/
○血中中性脂肪対策に体脂肪対策が加わります。

東海漬物が整腸と免疫に働く乳酸菌株を漬物から分離、静岡大や木曽町と学会発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120717/162173/
○漬物の乳酸菌研究も活発です。

乳酸菌学会の優秀発表賞を若手研究者3人が受賞、北大の深田一剛氏、広大の宮内栄治氏、日大の平山悟氏
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120717/162172/
○審査を兼ねた発表の質疑応答も興味深く拝見しました。

日経バイオテク7月26日号「特集」、インクレチン作用の機能性食品
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120717/162171/
○食品の機能性研究でインクレチンの把握が重要になってきました。

東農大と日健総本社が微細藻類やきのこ廃菌床を用いた除塩実証試験、7月18日に群馬県高崎市で田植え式
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120717/162162/
○猛暑日の中を田植え式が開かれました。

ヤクルト本社、ステビア甘味料配合でカロリー4割減の「ヤクルトライト」を米国で発売
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120713/162144/
○ステビアを配合したヤクルトが米国に登場します。

ブリヂストンがゴムノキのバイオ成果を発表、ゲノム解読と病害診断技術
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120712/162131/
○味の素との共同研究にも注目です。

続報、つくば開催の乳酸菌学会に200人、企業関連発表がほぼ半数、懇親会参加160人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120712/162128/
○2日間で270人が参加しました。

日本豆乳協会、「豆乳で日本を元気に!」広報キャンペーンで歌と着ぐるみ発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120711/162116/
○日本の豆乳の消費量はこれからさらに拡大しそうです。

味の素、ロンドン五輪でJOCに無償提供の「『アミノバイタル』GOLD」、一般向けに8月27日発売
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120711/162111/
○ロンドンオリンピックは7月27日開幕です。

日健栄協の「食品の機能性評価モデル事業」結果説明会に200人、「2年後導入の消費税増税も絡む」と山東会長
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120711/162088/
○盛況で質疑応答も活発でした。

所沢ハートセンターの桜田院長、シトルリンでFMDやLOX-1結合酸化LDLが改善
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120710/162086/
○シトルリンの機能性研究で最新のバイオマーカーが活躍しています。

長瀬産業のホスホリパーゼ2種の意見募集を食品安全委員会が開始、遺伝子組み換え専門調査会が審議結果取りまとめ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120710/162085/
○いずれも「遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準」の対象外です。

大正製薬がルテイン配合サプリ「大正ブルーベリー」を発売、成分の吸収を高める黒胡椒抽出物も配合
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120710/162083/
○黒胡椒の機能性にも注目です。

ファンケルがゴルフ向けゼリー飲料を発売、フランスNexira社のポリフェノール素材を初配合
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120709/162061/
○ブドウとリンゴのポリフェノールです。

七夕ミーティング、横浜市立大、東京農工大、北大【日経バイオテクONLINE Vol.1755】
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120706/162040/
○2週間前のメールです。