上場バイオベンチャーの業績は、2011年度も浮上することは無かったと言わざるを得ないだろう。本誌では、上場バイオベンチャーのうち決算期が12月と3月の企業22社の業績を集計した。その結果、1社当たりの平均売上高は前期比6%減の20億500万円、平均営業損失は4億4100万円(前期は4億円の損失)だった。バイオベンチャーが計上する費用の中で多くの部分を占める研究開発費は、同8%増の8億5200万円。売上高が伸びていない中で、研究開発費の増加がそのまま損失増につながった形だ。ここ数年の業績を見ると売上高はほぼ横ばいで研究開発費や管理費の削減により損失を減少させていた。しかし、それも2011年度は限界に達したようだ。

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