エーザイは2012年6月27日、米食品医薬品局(FDA)から「Belviq」(塩酸ロルカセリン)の承認を取得したと発表した。ロルカセリンは、米Arena Pharmaceuticals社が創製し、開発した肥満症治療薬である。エーザイは2010年7月、Arena社と米国における独占的商業化のライセンス契約を締結した。また、申請中にある候補品には、武田薬品工業が米Orexigen Therapeutics社から導入した「Contrave」(塩酸ナルトレキソン徐放製剤と塩酸ブプロピオン徐放製剤の合剤)、米Vivus社の「Qnexa」(フェンテルミンとトピラマートの合剤)がある。FDAはこれら3成分全てに審査完了報告通知(complete response letter:CRL)を発行した経緯がある(表)。承認の難易度が高い領域である。今回、課題を乗り越えロルカセリンが承認を取得した。大きな市場と考えられる肥満症領域でエーザイがリードを取った。

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