2011年に米食品医薬品局(FDA)が承認した薬剤は34品目あった。2010年のそれは22だったから、大幅に増加した。この10年間の年間平均承認数は25であり、2011年の承認数がいかに多かったかが分かる(図)。承認された34の薬剤のうち、生物製剤承認申請に対する承認数は9となった。国内企業が関与する製品について見ると、武田薬品工業のアンジオテンシンII受容体拮抗薬「Edarbi」(アジルサルタン メドキソミル)が2月25日に、慢性閉塞性肺疾患治療薬でホスホジエステラーゼ-4阻害薬の「Daliresp」(ロフルミラスト)が2月28日に承認された。ロフルミラストについては、武田薬品の子会社となったスイスNycomed社が09年8月に米国の権利を米Forest Laboratories社に導出した経緯がある。第一三共が買収した米Plexxikon社が起源である「Zelboraf」(ベムラフェニブ)も承認されている。注目の新薬について解説する。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)