文部科学省の諮問機関である大学設置・学校法人審議会が2012年6月18日、2013年度の設置計画が申請された「統合医療大学院大学」(東京・新宿)について、書類審査のみで「新設不可」を文部科学大臣に答申した。統合医療大学院大学の学長には、05年4月から09年3月まで国立健康・栄養研究所の理事長を務めた渡邊昌・生命科学振興会理事長が就任して2013年4月に開設するという申請だった。「患者の自己治癒力を目いっぱい引き出し、患者に寄り添う医療をし、増え続ける医療費の問題を解決する。日本の将来を切り開くために統合医療学は必要だ。食養生だけで将来の医療費を年10兆円節約できる。今回の2012年3月の申請に続き、準備を整えた上で2014年4月の開設を2013年3月に再度申請する」と渡邊理事長は話す。主な教員予定者を記事末尾に掲載する。統合医療大学院大学を設立する狙いについては、生命科学振興会が発行する季刊誌「ライフサイエンス」の2011年11月発行号(Vol.37、No.4)に44ページにわたり掲載されている。座談会「統合医療学と統合食養学、新しい統合医療の枠組みを求めて」に出席した渡邊理事長、渡邉賢治・慶応義塾大学医学部漢方医学センター副センター長/准教授、上馬場和夫・帝京平成大学教授、蒲原聖可・健康科学大学客員教授の4人は多くが統合医療大学院大学の専任の教授予定者だ。

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