先週金曜日(6月15日)に引き続き今週も、「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けします。日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長の河田孝雄です。日経BP社に入社した1984年にちょうど、文部省(現、文部科学省)のプロジェクトが始まったこともあり、魅力ある機能性食品を取材の重点テーマに位置付けております。

 今週は台風4号と5号、熱帯低気圧が日本を直撃し、大雨など荒天が続き、農業にも被害が出てしまっています。

 さて、最長寿国である日本の食が世界から注目されていることは、以前のメールでも何回か紹介しました。もう1つ、日本の食が世界で競争力を持つと思える理由を改めて話題とさせていただきます。

 それは食材の豊富さです。日本は1万2000種類、中国は1万種類、米国は3000種類といわれています。この数値は、各国の食品成分表に掲載されている食材の項目数をベースとしていますので、広大な中国でくまなく調べたら、中国の1万種類というのは増えそうな気もしますが、医食同源の本家といえる中国よりも、日本の方が種類が多いとみられる根拠はあります。

 それは発酵技術です。島国で回りを海に囲まれ、水に恵まれている日本は、多湿のため、発酵技術が発達しています。細長い地形の中にさまざまな環境があることも強みです。

 機能性食品には、健康のためにプラスαで摂取するサプリメントが注目されがちのように思いますが、本質は、食の選択にあると考えています。原則として毎日摂取する食品を、体質や体調に合わせてどう選ぶかということです。

 前者のプラスαで摂取するものとしては医薬品があり、病気の方は、医師の処方などで医薬品を服用すべきですが、健康増進などの目的では、サプリメントという選択肢もあるという位置付けもあるということかと思います。「国民医療費削減のためにサプリメントを活用すべき」という主張もよく聞きますが、OTCのように全額自己負担の医薬品も、国民皆保険の医療費を減らすのに寄与できます。

 食の選択に寄与するのが機能性食品の本質と関係が深い発表を、今週水曜日にうかがいました。富山短期大学食物栄養学科の竹内弘幸准教授は講演で、「ネズミに比べてヒトは食・栄養素を選択する本能が劣っている」という旨のお話しをなさっていました。進化栄養学的な観点から、1年ほど前に思いついたとのことです。この講演は、健康食品のGMP認証事業を行っている日本健康食品規格協会(JIHFS)が開催した第8回総会・記念講演会における講演の1つでした。

 野生の動物などは、自分がいま何を食べるべきか、本能でかなり分かっているけれども、人間はこの本能が細ってしまっています。頭で考えて、食を選択することが重要と思います。ゲノムやエピゲノムの解析技術が、機能性食品の開発では必須といえます。

 日経バイオテクONLINEでは、この機能性食品の関連の報道に注力しておりますが、今月からは、日経バイオテクONLINE機能性食品版の有料情報サービスを開始させていただきました。

 月1000円(クレジット決済)で、月間100本まで記事をご覧いただけるというサービスです。報道記事数は月間100本未満のことが多いのですが、アーカイブに格納している10年以上前からの2000本以上の報道記事もご覧いただけます。

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 メール原稿の締め切り時間になりました。前回の機能性食品メール発行から後のこの1週間で日経バイオテクONLINEで報道された機能性食品関連の記事のリストをメール末尾に掲載し、要点を紹介させていただきます。

           日経BP社バイオ部
           日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長 河田孝雄

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