ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、多くの研究室で実験に用いられている。しかし現在の培養法では、フィーダーと言われる異種細胞と混合して培養する必要があり、移植治療に使う際にはこれらの異種細胞の混入が問題になる。また、同時に2種類の細胞を調製することは研究上も大きな負担となっており、これらの細胞を必要としない培養システムの開発が望まれている。米ベンチャー企業Minerva biotechnologies社のCynthia Bamdad博士らは、フィーダーを使用しないヒトES細胞、iPS細胞の培養システムを開発し、その成果を2012年6月13日から16日まで横浜市のパシフィコ横浜で開催された国際幹細胞学会(ISSCR)で発表した。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)