ビフィズス菌が酢酸を多量産生することにより、腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるという成果を、Nature誌2011年1月27日号に発表した論文の筆頭著者である福田真嗣氏が2012年6月15日、神戸市の第16回腸内細菌学会で受賞講演を行い、Nature誌への論文掲載を達成するために14カ月のやりとりがあり、追加実験などを行ったことも話した。研究奨励賞を受賞した福田氏の受賞講演タイトルは「腸内エコシステムの理解に向けたマルチオーミクス解析技術の構築」。理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター(RCAI)の研究員だった福田氏は2012年6月、慶応義塾大学先端生命科学研究所の特任准教授に着任した。「腸内環境システム学」を確立して腸内エコシステムの全容を明らかにしたいと、福田氏は講演を締めくくった。



※続報で、TALENなど人工ヌクレアーゼに関する記載を追加しました。

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