富士フイルムは、肌の基底膜層に存在するメッシュコラーゲンが正常な状態だと肌の表皮細胞が増殖して表皮層が厚くなることを見いだした。メッシュコラーゲンを正常な状態に維持すれば加齢による肌の厚みの低下で生じるハリ、弾力の減少を防げると期待できる。東京農工大学の西山敏夫教授との共同研究により、メッシュコラーゲンを用いた生体の構成により近い3次元皮膚モデルを開発したことにより、この成果を得た。さらに、東京大学の阿部啓子名誉教授/特任教授との共同研究により、メッシュコラーゲンが、皮膚細胞の増殖に関わる遺伝子の発現を促し、表皮細胞の増殖を促進することも見いだした。2012年6月5日に東京大学弥生キャンパス(東京・文京)で開催されるILSI JAPAN(国際生命科学研究機構)主催の「機能性食品ゲノミクス」シンポジウム「“食と健康”を目指す統合食品科学のニューフロンティア」で、この成果を発表する。

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