1世紀前から、がん細胞が通常細胞に比べ大量のグルコースを消費することは知られてきた。しかし、この特殊なグルコース摂取特性はがんの代謝の一面を示しているにすぎないのかもしれない。米Broad Instituteと米Massachusetts総合病院の研究チームは2012年5月24日、がん代謝物の大規模分析により、がん細胞の分裂の速さとグリシン消費量に相関性があることが示されたと発表した。研究の詳細はScience誌5月25日号に掲載された。
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