5月11日以来2週間ぶりでお目にかかります。「日経バイオテク/機能性食品メール」も担当しております日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長の河田孝雄です。

 今日5月25日は、うま味研究会公開シンポジウム「食べ物のおいしさを引き出すうま味とこくを考える」と、北里大学産学連携の乳酸菌プロジェクトの発表会などの取材を都内で予定しています。

 先週は木曜日(5月17日)にパシフィコ横浜で開催の日本糖尿病学会の初日を、金曜日(5月18日)から日曜日(5月20日)は東北大学で開催の日本栄養・食糧学会を取材しました。

 インクレチン関連の発表が目立っていました。「日経バイオテク」の特集記事としてとりまとめたいと考えております。αグルコシダーゼ阻害、ACE阻害、DPP-4阻害などなど、医薬品でメジャーとなった作用メカニズムについて食品で調べる研究が盛んになりますね。

糖尿病学会でインクレチン発表が24%占める、「AdipoRアゴニストで一網打尽」と門脇理事長
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120517/161102/

北大の原教授と比良助教らが食品成分とインクレチンの成果を相次ぎ発表、トウモロコシZeinと難消化性デキストリン、甘藷若葉
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120523/161194/

カネカが機能性食品素材2品目を学会発表、DPP-4阻害とキサンチンオキシダーゼ阻害
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120523/161181/

 インクレチンのような消化管ホルモンは、食べ物から栄養を適切に摂取するために体に用意されている仕組みの1つなので、いろいろな食べ物成分について調べると、好ましい作用が見つかるかと思います。今後の研究の発展が楽しみです。同じ実験データでも、見方によっては安全性の懸念との関連性も指摘することが可能ですので、作用メカニズムの説明では、このあたりへの配慮も必要かと思います。

 5年ほど前だったでしょうか、安全性懸念の発表が、市場に大打撃を与えた大豆イスフラボンは、その後、機能性を検証する研究がとても進んでおりまして、今回の学会などでも目立った発表がありました。このあたりも追って、記事にまとめてまいります。

 メール原稿の締め切り時間になりました。この2週間で機能性食品関連の記事は25本ほどが、日経バイオテクONLINEにて報道されました。メール末尾に記事のリストを掲載し、ポイントを紹介させていただきます。

           日経BP社バイオ部
           日経バイオテクONLINEアカデミック版編集長 河田孝雄

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