資生堂は、化粧品の開発で培った粉体粒子表面の修飾技術を活用して、2次元高速液体クロマトグラフィー(2D-HPLC)によりDアミノ酸を高感度で同時一斉分析できる技術を、九州大学大学院薬学研究院の浜瀬健司准教授らと共同で開発した。この技術を活用した皮膚科学分野などの成果を相次ぎ発表している。2012年5月9日から12日に米ノースカロライナで開かれる研究皮膚科学会(Society for Investigative Dermatology;SID)第72回年次学術大会では、肌の遊離Dグルタミン酸が、皮膚のバリア機能のホメオスタシスを修復する候補物質であるという九大との共同研究成果を発表する。
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