理化学研究所植物科学研究センター(PSC)メタボローム機能研究グループの斉藤和季グループディレクター、松田史生客員研究員らと農業生物資源研究所(生物研)は、イネの品種改良に役立つオミックスの成果を、英The Plant Journal誌(インパクトファクター6.9)で発表する。玄米に含まれる代謝成分をメタボローム分析で網羅的に解析して759個の代謝物を検出し、そのうち新たに131個の代謝物の同定に成功した。代謝成分に影響を与える801個の遺伝子も同定した。玄米の表現型と遺伝型の関連性の詳細分析が可能なことを実証し、イネの品種改良に役立つ有用なツールとなる成果だ。遺伝子組み換えをせずに短期間で品種改良できる技術の開発にも寄与する。この研究の一部は、農林水産省「新農業展開ゲノムプロジェクト」の助成で行われた。

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