理化学研究所は、嫌気呼吸を行う好熱性細菌が持つ一酸化窒素還元酵素(qNOR)の立体構造解析を行い、好気呼吸で重要なシトクロム酸化酵素(COX)に備わっているプロトンポンプの原型に当たる構造を発見した。呼吸酵素が数十億年かけて培ってきた分子進化の道筋の一端を突き止めたことになる。理研の放射光科学総合研究センター城生体金属科学研究室の城宜嗣主任研究員と、基幹研究所杉田理論生物化学研究室の杉田有治准主任研究員らが、Nature Structural & Molecular Biology誌で発表する。2012年1月22日(日本時間1月23日)付けで同誌オンライン版に掲載される。

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