米University of North Carolinaチャペルヒル・キャンパス(UNC)の研究成果が、アンジェルマン症候群と呼ばれる神経遺伝疾患の治療に道を開くかもしれない。アンジェルマン症候群は、第15番染色体のUbe3a遺伝子の変異や欠失が原因で起きる。Ube3a遺伝子はゲノムインプリンティングにより母親から受け継いだ遺伝子だけが発現するので、父親の遺伝子は正常であっても不活性化している。UNC の研究チームは、トポイソメラーゼ阻害薬である抗がん剤イリノテカンが、休眠している父方のUbe3aを再活性化することを発見した。その後、研究チームは、トポテカンおよび他のトポイソメラーゼ阻害薬も同様の作用を持つことを確認した。研究成果は、2011年12月21日のNature誌オンライン版に掲載された。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)