2週間ぶりにお目にかかります。日経バイオテク/機能性食品メールを担当しておりますバイオ部編集BTJ編集長の河田孝雄です。

 今週は火曜日から神戸に来ております。1万人が集まるBMB2010(第33回日本分子生物学会年会・第83回日本生化学会大会合同大会)を取材しています。

 シンポジウムとワークショップは従来100テーマあったものを70テーマに絞ったとのことですが、ポスター発表は連日1500件以上あり、とにかく沢山の方々が熱い議論をしています。

 ポスター発表の討論時間は、奇数番号が1時間、偶数番号が1時間なのですが、ちょっと話しをうかがうだけでも10分くらいになりますし、ポスター討論が終わる30分前に始まるフォーラムの会場に移動したりと、研究成果の情報量の爆発を、改めて実感しています。

 普及が進んで日本国内の設置台数が100台を超えた、いわゆる次世代シーケンサー(NGS)は新型シーケンサー(NGS)とも超並列シーケンサーとも呼ばれるようになってきましたが、この装置が産出するデータの成果だけでも、たいへんな発表数があります。食生活に直結した作物や畜産物、醸造微生物などのゲノム解析の発表も目立ちました。

 DNAマーカー育種の特集記事に向けた取材もBMB2010で進めております。

※現時点で報道したBMB2010の記事

BMB2010、1分子シーケンサーで再現性が0.65から0.99へ、理研OSCの林崎領域長がFANTOM5への参加呼びかける
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010121077976

BMB2010、siRNAの導入が困難だった細胞種にHVJ-Eベクター、石原産業が阪大と共同発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010120877920

日本分子生物学会と日本生化学会、2011年度年次大会は別個に開催
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010120777912

日本分子生物学会と日本生化学会の合同大会BMB2010が開幕、12月10日まで神戸で開催、市民公開講座は12月11日に東京で開催
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010120777909

 ここ2週間で報道した機能性食品関連の記事は、上記のBMB2010関連を除外すると、以下の3本です。プロバイオティクス関連では、Nature誌やScience誌に日本の研究の成果が近く発表になるなど、基礎研究の面でも、日本の存在感は大きいようです。

第2回ダノン・アジア・プロバイオティクス大会、12月3日に都内で開催、120人が参加
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010120777886

最先端研究基盤事業の植物拠点ネットワークがHPを開設、まずは単年度27億円で最先端機器を整備
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010120277828

β-グルカン協議会が第6回シンポを東大で開催、齋藤忠夫・東北大教授と奥村康・順大教授が講演
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010113077776

 さて、メール原稿の締切時間になりました。先月末の木曜日(11月25日)に発行・公開した月刊PDFマガジン「BTJジャーナル」2010年11月号では、「食のエビデンスをどう考えればよいか」をテーマに特集を構成しました。PDFファイルをダウンロードすると、全文をご覧いただけますので、お楽しみください。

BTJジャーナル2010年11月号(第59号)を発行・公開、
がんワクチン臨床試験と優先度判定、食品エビデンス論文、文化勲章・文化功労者を掲載
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010112577686

 この特集記事は以下の5本の記事をもとに編集しました。

米飯摂取は日本女性の糖尿病リスクを高める、国立がん研セがJPHCコホート成果を発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010111277459

オリゴノールの論文2報、インフルエンザウイルスの感染・増殖を抑制し、糖尿病の脂質代謝異常と腎機能を改善する
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010110977364

レスベラトロールはIGF-1を介して認知機能を維持、名市大の岡嶋研二教授らの研究をメルシャンが支援
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010111077390

第14回トレハロースシンポジウムに300人、たんぱく質凝集抑制を九大と広大が発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010110977365

みつばち健康科学研究所のHPを山田養蜂場がリニューアル、文献DBに論文約3000報を集約、年度内に予防医学も
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010112277631

※BTJジャーナルのダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html

 11月半ばまで編集に集中していた「日経バイオ年鑑2011」でも、機能性食品関連の項目を20ほど掲載しています。ぜひご活用ください。

※日経BP社からのお知らせ
●日経バイオ年鑑2011、予約特価で発売開始!
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2007110150430

 ここで改めて、メールのタイトルにもなっている「日経バイオテク」の説明をさせていただきます。日経バイオテクは、日本経済新聞社のグループ企業である日経BP社(BPは、Business Publicationsの頭文字です)が発行している定期刊行物(印刷物)です。創刊は1981年10月12日なので、今年秋には創刊30周年を迎えます。ニューズレターという、一般の雑誌よりも薄い冊子状のものを、2週間に1度、読者にお届けしています。

 90年代半ばにインターネット時代を迎え、日経バイオテクでは1996年から、報道記事をオンラインで提供する事業を開始しました。「日経バイオテク・オンライン」という情報提供事業です。記事本文の第1パラグラフまでは、どなたでもご覧になれますが、第2パラグラフ以降の深みのある説明は、有料購読契約を結んでいる読者にのみ、ご覧いただけます。

日経バイオテク・オンラインはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/BIO.jsp

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http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/index.html

                    日経BP社バイオ部
                    BTJ編集長 河田孝雄