2週間ぶりにお目にかかります。日経バイオテク/機能性食品メールを担当しておりますバイオ部編集BTJ編集長の河田孝雄です。

 今週は、今日金曜日(2010年9月24日)に発行・公開する月刊誌BTJジャーナル2010年9月号の編集・制作作業を中心に進めております。ノーベル賞の有力候補者の発表や、8月の日本進化学会のもようなどを掲載した2010年9月号を、今晩21時ころに発行・公開する予定です。ぜひお楽しみください。

※関連記事
DNAマイクロアレイとDNA複製阻害インターカレーターがノーベル化学賞の有力トピック、米Thomson Reuters社が有力候補者を発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010092176214

iPSとレプチン、樹状細胞がノーベル生理学・医学賞の有力トピック、米Thomson Reuters社が有力候補者を発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010092176212

米Thomson Reuters社がノーベル賞有力候補者21人を発表、うち日本人は京大iCeMSの山中伸弥教授と北川進教授ら3人
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010092176209

型シーケンサーの普及で生物学が地質学・地球科学、天文学とつながる、第12回日本進化学会大会で合計24時間超の一貫シンポジウム
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080675342

文科省の新施策「ゲノム支援」、支援課題の第1回公募は8月31日締め切り、予算超えたら第2回はなし
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080475282

第12回日本進化学会大会が東工大で開幕、次世代シーケンサー関連発表が相次ぐ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080375273

 先週後半は、函館市で開催された日本油化学会第49回年会を取材しました。昨年の名古屋で開かれた年会も取材して、トランス脂肪酸やグリシドール、エコナの関連記事をいくつか報道しました。

※昨年の記事
食品安全委員会が「高濃度にDAGを含む食用油等に関連する情報(第2報:Q&A)」を公開、「緊急に対応しなければならないほどの毒性所見は得られていない」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009092567963

「トランス脂肪酸の健康影響は、工業産と反芻産の違いがないことが分かってきた」と日本油化学会で丸山武紀・日本食品油脂検査協会理事長
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009092567938

いため専用トクホ油を8月末に発売した花王、「ホスファチジン酸を添加したDAGの炒め調理機能」を日本油化学会で発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009091567792

 今年もグリシドール、トランス脂肪酸で注目発表が相次ぎましたので、記事とりまとめを進めています。まずは1本、報道しました。

花王が世界先駆けのグリシドール脂肪酸エステル定量法を改良、米国油化学会で世界標準法へ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010092276247

 1年前の09年9月に消費者庁と消費者委員会が発足して、花王の食用油「エコナ」に多めに含まれているグリシドール脂肪酸エステルが大きな話題になりました。しっかりとした定量法がない中で、食品安全委員会などから重い宿題を、花王は受け取ったのですが、今回発表した直接定量法の成果など、威信をかけたともいえるような取り組みには注目です。

 さて、来週月曜日に発行する日経バイオテク2010年9月27日号では、「腸内細菌とプロバイオティクス」に関する特集記事が掲載されます。

 東京では毎週木曜日深夜にTV放映されているドラマ「もやしもん」でも、プロバイオティクスヨーグルトのコマーシャルが入ってます。前にも触れたことがあるかと思いますが、米国では「菌食」という習慣がもともとないようで、ようやく西海岸のほうから、プロバイオティクス食品が普及するようになったのは最近のことです。「もやしもん」カルチャーを持つ日本の強みを、腸内細菌・プロバイオティクスでも生かしていきたいものです。

 メール原稿の締切時間が近づいてまいりました。

 ここ2週間で機能性食品の関連記事が5本、BTJ/日経バイオテク・オンラインに掲載されました。記事見出しと、取り上げたポイントとをまとめます。

◆「BTJ/日経バイオテク」より◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       機能性食品分野のバイオテクノロジー関連記事(直近1カ月分です)
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花王が世界先駆けのグリシドール脂肪酸エステル定量法を改良、米国油化学会で世界標準法へ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010092276247
■ポイント■直接定量法がなかったグリシドール脂肪酸エステルの測定法を花王が
確立して改良を積み重ねています■

腸内細菌は宿主のフェノール代謝系とインドール代謝に影響、慶大と実中研が CE-TOF MSでメタボローム解析
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010091476103
■宿主側のメタボローム解析が始まりました■

ガセリ菌SP株の内臓脂肪低減効果を欧州誌に論文発表、sICAM-1上昇抑制作用は学会発表、プレスセミナーで雪印メグミルク研究所主幹が解説
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010091476105
■腸内細菌の健康効果の研究はさらなる発展を期待できそうです■

中村学園大と産業医科大ら、幼児の食事内容と腸内細菌叢を大規模調査、Bifidobacteriumが多いのは母乳で育った幼児
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010091476101
■母乳保育の良い点がまた明らかにされたようです■

サントリーがプロテクト乳酸菌サプリを新発売、ウイルス抵抗力高める効果を8月の国際免疫学会で発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010091476099
■10月の日本生物工学会でも研究の詳細の発表があります■

 ここで改めて、メールのタイトルにもなっている「日経バイオテク」の説明をさせていただきます。日経バイオテクは、日本経済新聞社のグループ企業である日経BP社(BPは、Business Publicationsの頭文字です)が発行している定期刊行物(印刷物)です。創刊は1981年10月12日なので、今年秋には創刊30周年を迎えます。ニューズレターという、一般の雑誌よりも薄い冊子状のものを、2週間に1度、読者にお届けしています。

 90年代半ばにインターネット時代を迎え、日経バイオテクでは1996年から、報道記事をオンラインで提供する事業を開始しました。「日経バイオテク・オンライン」という情報提供事業です。記事本文の第1パラグラフまでは、どなたでもご覧になれますが、第2パラグラフ以降の深みのある説明は、有料購読契約を結んでいる読者にのみ、ご覧いただけます。

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 写真や図版を多数掲載しています。機能性食品と関連する記事も掲載することがありますので、覗いてみていただければと思います。

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                    BTJ編集長 河田孝雄