5週間ぶりにお目にかかります。日経バイオテク/機能性食品メールを担当しておりますバイオ部編集BTJ編集長の河田孝雄です。今月(2010年8月)は第2金曜日(8月14日)がお盆の期間だったため、機能性食品メールについてもお休みをいただきました。

 今週は、水曜日(2010年8月25日)夜に発行・公開した「BTJジャーナル」の編集作業を行いました。その中、月曜日には総医研ホールディングスの決算説明会を取材しまして、この関連の記事2本を報道しました。

総医研HD梶本修身取締役、9月にイミダペプチド飲料をトクホ申請へ、ヘルスクレームの範囲狭めて再度挑戦
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082575710

総医研HDの2010年6月期決算、生体評価システム事業が初の赤字転落、化粧品事業も赤字、「サイエンスワン」などフロメド事業は譲渡へ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082575709

 「抗疲労」が、総医研の事業の1つでは重要なキーワードです。この抗疲労に関連する記事を、フリーランスの松岡さんが、日本疲労学会の取材などをもとに以下の4本ほどの記事をこの夏にまとめました。これらの記事をもとにした日本疲労学会の特集記事を、先週金曜日夜に発行・公開した「BTJジャーナル」2010年8月号に、5ページ掲載しました。

詳報、慢性疲労症候群ガイドラインに向けた客観的評価法が出そろう、第6回日本疲労学会にて知見発表が相次ぐ(その2)
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072274945

詳報、慢性疲労症候群ガイドラインに向けた客観的評価法が出そろう、第6回日本疲労学会にて知見発表が相次ぐ(その1)
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072274944

続報、慢性疲労症候群のガイドライン、今秋をめどに策定して2011年初めに発表へ、第6回日本疲労学会で会長の関西福祉科大の倉恒弘彦教授が言及
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010071574830

続報、大阪市大の梶本修身教授がイミダペプチド戦略に言及、「市場に支持されるには第3者機関を設け自主基準を望む」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010061574181

 BTJジャーナルは、PDFファイルをダウンロードすると全文をご覧いただけます。ぜひお楽しみください。

※BTJジャーナル2010年8月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj1008

 最初に申し上げたように、この機能性食品メールはほぼ1カ月ぶりのため、この間に、機能性食品と関連の記事を24本ほど報道しました。以下に、記事見出しと、取り上げたポイントとをまとめます。

◆「BTJ/日経バイオテク」より◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       機能性食品分野のバイオテクノロジー関連記事(直近1カ月分です)
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総医研HD梶本修身取締役、9月にイミダペプチド飲料をトクホ申請へ、ヘルスクレームの範囲狭めて再度挑戦
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082575710
■コメント■イミダペプチド飲料は、人気のTV番組などでも取り上げられ、注目度が高まっているようです■

総医研HDの2010年6月期決算、生体評価システム事業が初の赤字転落、化粧品事業も赤字、「サイエンスワン」などフロメド事業は譲渡へ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082575709
■医科向け食品であるフロメド事業は斬新な仕組みと思いますが、総医研HDは手放すとのことです■

大麦若葉の食物繊維で東洋新薬がトクホを実現、同社のトクホ総数はついに200件に
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082575707
■東洋新薬のトクホ件数は、トクホ全体の2割%を超えました■

東大食の安全研究センターがリスクコミュニケーションの講演会を開催、味の素と花王が共催
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082475690
■東京大学の「食の安全研究センター」の講演会は9月7日と8日に開催されます■

佐賀大と山口大、ソニーなど、毛包のmRNA解析で体内時計を簡便に測定、特許を出願
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082375670
■機能性食品の分野でも、時間栄養学が注目されるようになっていて来週後半、東京農業大学で開かれる日本食品科学工学会でもセッションがあります■

キユーピーが嚥下に配慮した調味料の成果2件を学会発表、1週間後に6商品を新発売
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082375669
■嚥下障害対策は、機能性食品の重要な分野です■

ヤクルトが小児急性下痢症を予防、ヤクルト本社がインド国立コレラ・腸管感染症研究所と大規模共同研究
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082175642
■プロバイオティクスの特集記事を、近く「日経バイオテク」でまとめる予定です■

ネバネバ食はインフルエンザに効く、家森教授との成果を理研ビタミンとフジッコが相次ぎ学会発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010082075637
■夏バテ対策にもネバネバ食は定番です。家森教授が共同研究で活躍なさっています■

美容業界でR&D活発なナノ技術の特許と商標を米Thomson Reuters社が分析、09年の特許件数世界トップは富士フイルム
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010081975615
■ナノ技術の特許件数でついに富士フイルムが世界トップになったとのことです■

円高で問題先送りの学術誌ミニマムアクセス危機、日本学術会議が「包括的コンソーシアム」創設を提言
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010081875582
■国立大学法人の運営費交付金の10%カットなどにより、さらに大学図書館の運営が逼迫しそうです■

続報、文科省の産学連携調査、大学ランキングのトップに北里大、東北大、自治医大、慶大、国際大
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010081775556
■文科省の調査分析で、金額や件数に関する大学の順位付けが発表されました■

大学等の治験等収入が民間企業からの共同研究費受入額の半分超に、ライフは共同研究件数が初の5000件超で受託研究件数が初の8000件超
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010081775555
■大学の産学連携で、バイオ系の重要性がますます高まっています■

日本ポリフェノール研究会が学会に、第4回研究会を志村二三夫・十文字女子大教授が埼玉で開催、来年の会頭は佐藤隆一郎・東大教授
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080975409
■ポリフェノール研究が今後、どんな発展をするのか、できるのか、注目しています■

文科省の新施策「ゲノム支援」、支援課題の第1回公募は8月31日締め切り、予算超えたら第2回はなし
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080475282
■新世代のシーケンサーが利用しやすくなりました■

第12回日本進化学会大会が東工大で開幕、次世代シーケンサー関連発表が相次ぐ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080375273
■大岡山キャンパスで4日間にわたり開催されました。進化学は、食べ物のもつ意味についても、大きな示唆を与えます■

「大学・研究機関の強化と予算措置を求める」、29学会(43万人会員)会長緊急声明を発信
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080275238
■この活動はついに29学会、43万人に増えました■

東芝がウェアラブル睡眠センサーの試験販売を開始、産業衛生分野で有用性確認を進める
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010080275180
■熱帯夜が続いたこの夏は、睡眠学の重要性を改めて感じました■

東大分生研の今井特任講師がアンドロゲン成果を骨代謝学会で発表、HeliscopeでChIP-seqのコスト半分以下
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010073075112
■高齢化が進む中、先の嚥下障害や貧栄養とともに、骨対策も重要性を増しています■

トクホの必要性検証も含めた制度的課題は消費者委員会でさらなる議論へ、消費者庁の検討会が論点整理を終了して8月に報告書
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072975088
■難しい問題は、消費者委員会における議論に委ねられることになりました■

第12回日本RNA学会年会の参加者数が400人を突破、新学会長の塩見春彦慶大教授が永田町へのパブコメを呼びかけ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072875083
■日本RNA学会は大盛況でした■

BioGaia社が日本アクセスと提携して統合歯科医療領域へ参入、売上高は初年度10億円、5年後50億円を見込む
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072775048
■プロバイオティクスは幅広く医療に貢献します■

9月開催の10周年「BioFachオーガニックEXPO2010」で有機農産者の出展が無料に、農水省が産地収益力向上支援事業で支援
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072675016
■有機農作物の位置づけについても重点報道して参ります■

サケ鼻軟骨プロテオグリカンは軟骨の石灰化を抑制して軟骨を維持、一丸ファルコスが骨代謝学会で発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072374978
■津軽・弘前クラスターに参画している一丸ファルコスは、独自の研究にも熱心です■

写真更新、東大分生研が初の大規模改組、7月に高難度蛋白質立体構造解析センターが発足、エピゲノム疾患研究センターには骨・関節疾患制御分野も
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010072374973
■昨日(8月26日)は、分生研の秋山所長らに、改組の狙いについてお話しをうかが
いました。近く報道します■

 ここで改めて、メールのタイトルにもなっている「日経バイオテク」の説明をさせていただきます。日経バイオテクは、日本経済新聞社のグループ企業である日経BP社(BPは、Business Publicationsの頭文字です)が発行している定期刊行物(印刷物)です。創刊は1981年10月12日なので、今年秋には創刊30周年を迎えます。ニューズレターという、一般の雑誌よりも薄い冊子状のものを、2週間に1度、読者にお届けしています。

 90年代半ばにインターネット時代を向かえ、日経バイオテクでは1996年から、報道記事をオンラインで提供する事業を開始しました。「日経バイオテク・オンライン」という情報提供事業です。記事本文の第1パラグラフまでは、どなたでもご覧になれますが、第2パラグラフ以降の深みのある説明は、有料購読契約を結んでいる読者にのみ、ご覧いただけます。

日経バイオテク・オンラインはこちらから
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 写真や図版を多数掲載しています。機能性食品と関連する記事も掲載することがありますので、覗いてみていただければと思います。

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                    日経BP社バイオ部BTJ編集長 河田孝雄