3度目のご挨拶をさせていただきます、日経BP社バイオ部の編集記者の河田と申します。3週間前の4月21日以来、3週間ぶりの「日経バイオテク/機能性食品」です。

 先月までお楽しみいただいていた「FoodScience」メールは2010年3月末をもって休刊になりました。先月からは、「日経バイオテク/機能性食品メール」に衣替えして、メールをお届けしております。

 「FoodScience」メールは毎週でしたが、「日経バイオテク/機能性食品メール」は月に2回、金曜日(第2金曜日と第4金曜日)のお届けとなります。よろしくご理解をいただければと思います。

 「日経バイオテク/機能性食品メール」は、バイオテクノロジーを駆使した研究開発で次々と明らかになる人間や生態系のメカニズムと、食品の機能性との関係性にフォーカスしたトピックスをお届けしていきたいと考えております。

 さて3週間ぶりのメールの話題は、まずは、今週都内で開かれている第99回日本食品衛生学会学術講演会(創立50周年記念)から。

 初日の木曜日(5月13日)の発表では、ナノテク食品やグリシドールなどがおもしろかったので、記事にとりまとめて参ります。

○日経バイオテク・オンラインのナノテク食品の関連記事

6月開催の「FOOMA JAPAN 2010」は出展社数が前年比24社増、特別企画は植物工場、初の食品ナノテク国際シンポも
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010040872519

東京理科大の武田健教授ら、「ナノマテリアルが次世代の健康に影響する」成果を薬学会で9題発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010032672186

薬学会年会シンポでNanoTox研究最前線、厚労科研費の成果発表も相次ぐ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010031671974

日経バイオテク3月1日号「特集」、進むナノ物質の安全性評価
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010030271653

食品安全委員会がナノテクセミナーを12月11日開催、食品衛生学会発表の「ナノシリカは胎盤に集積して胎児の発育障害を誘発」との関連性にも注目
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009112669549

○日経バイオテク・オンラインのグリシドールの関連記事

花王のトクホ「エコナ」の07年市場規模は540億円超、消費者庁の健康食品検討会で林裕造・日本健康・栄養食品協会理事長が解説
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042072767

厚生労働省、「高濃度にジアシルグリセロール(DAG)を含む食用油等に関するQ&A」の情報を12月7日更新、11月末の花王追加情報を追加
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009120869758

日経バイオテク10月26日号「リポート」、食用油「エコナ」の安全性懸念問題
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009102768761

林純薬工業、純度99%のグリシドール脂肪酸エステル3種を発売
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009102768748

グリシドール脂肪酸エステル標準品を和光純薬が商品化
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009102368670

エコナ問題で注目されるグリシドール脂肪酸エステル、定量分析がようやく可能に
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2009101668479

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 来週は、金曜日(5月21日)から日曜日(5月23日)まで徳島市で開かれる第64回
日本栄養・食糧学会大会を取材する予定です。

 こちらはすでにいくつか記事をまとめてますので、記事としてとりあげたポイントをつけて紹介します。

○日経バイオテク・オンラインの第64回日本栄養・食糧学会大会の関連記事

キッコーマンと日本デルモンテ、ケルセチン配糖体高含有タマネギの健康効果検証を進める、ケルセチンがPPARαを活性化
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010051373353
■ポイント■タマネギの新品種開発とリンクしているのでおもしろいと思います。「ヒト試験で効果を認めた後で、動物実験や試験管内実験で、効くメカニズムを解明する」というのは、食品の機能性研究ではよくあるパターンです。医薬品の開発と決定的に違うところです。■

トクホの科学的根拠と生物科学的根拠の間の乖離を改めて確認、「野良犬のような
自由な生活でも、運動の作用は確実」と鈴木正成・早大教授
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010051073158
■ポイント■食べ物よりも運動の方が効果が顕著、というのは、いってみれば当たり前ともいえるのでは、と思います。効果は体質や体調によって異なるので、試してみて効果を実感できたら少し続けてみる、というのが機能性食品の利用法のコツ、といえます。もっとも運動も、体質や体調に合わせてが好ましいのですが。■

栄養・食糧学会で協和発酵バイオがオルニチン3題、シトルリン3題を発表、
オルニチンはキリンと共同
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050973092
■ポイント■オルニチンを配合した「休む日のアルコール0.00%」をようやく見つけて今週水曜日に楽しみました。同じ日に、政策大学院大学の自販機で「大人のキリンレモン糖類ゼロ」も飲みました。「オルニチンは体内で使われても自らがオルニチンに戻るので回復系アミノ酸と呼びます」といずれの商品にも記載してあります。疲労回復や肝機能の回復効果も分かってきています。同じ水曜日には「究極の飲みレスキュー」のアラニン・サプリメントである「ノ・ミカタ」も摂ったので、単純に合計すると、シジミ2000個分を1日で摂取したことになります。■
(参考記事)
シジミ900個分vs.600個分、アミノ酸の訴求でキリンと味の素が競う
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010012770663

文科大臣表彰で大阪の抗疲労・癒しプロジェクトがダブル受賞、シャープ2人は2年連続
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042372857

文科大臣表彰・平成22年度科学技術賞に企業は森乳、味の素、総医研、J-TECほか、アカデミアは片岡一則氏、木下タロウ氏、齊藤和季氏、白髭克彦氏、渡邊恭良氏、若山照彦氏ら
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042272831
大阪市大COE・総医研、抗疲労効果をヒト試験で検証した成果が相次いで論文発表
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2008110459718

花王が遂に血圧高め対策のトクホ飲料を実現、ポリフェノールの効果を阻害する成分を低減したコーヒー
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050773091
■ポイント■コーヒーの健康効果は、医学会でも大きな注目を集めています。コーヒーポリフェノールの効果を得られやすいように、効果を阻害するコーヒー成分を低減させた、という工夫を凝らしたトクホです。■

日本栄養・食糧学会第64回大会の一般講演トピックスは29題、そのうちエピジェネティクス関連が5題を占める
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050673079
■ポイント■エピジェネティクスは、今後の機能性食品の研究には必須のアイテムです。■

マイクロアレイデータからパスウェイを一度に見られる「Keggle」が近く公開に、ネスレのランチョンで加藤特任教授が紹介
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010033072279
■ポイント■加藤久典特任教授は、日本栄養・食糧学会の広報担当をなさっています■

島根大医と島根県立大、介入1年間でDHA・EPA強化ソーセージの認知症予防と改善効果を確認
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010021071205
■ポイント■魚油に多いω3の健康効果には注目です。
(参考記事)
日経バイオテク4月26日号「特集」、脂質メタボロミクスで新天地
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042872951

塩野義が東大薬に産学連携共同研究室、1億円MS設置で有田誠准教授らのリピドミクス研究が加速
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042672908

写真更新、日本人の摂取ポリフェノールの47%はコーヒー、うち15%はネスカフェ、ネスレと近藤和雄お茶大教授らが調査
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010013070758
■ポイント■日本人の食生活で、コーヒーは、最大のポリフェノール供給元という成果を、ネスレとお茶の水大学が日本栄養・食糧学会で発表します。大会トピックスに選ばれました。■

 上記のように、食品分野の重要な学会活動も、報道してまいります。
 日経バイオテク・オンラインの記事にご期待ください。

 最後に、メールのタイトルにもなっている「日経バイオテク」の説明をさせていただきます。日経バイオテクは、日本経済新聞社のグループ企業である日経BP社(BPは、Business Publicationsの頭文字です)が発行している定期刊行物(印刷物)です。創刊は1981年10月12日なので、今年秋には創刊30周年を迎えます。ニューズレターという、一般の雑誌よりも薄い冊子状のものを、2週間に1度、読者にお届けしています。

 90年代半ばにインターネット時代を向かえ、日経バイオテクでは1996年から、報道記事をオンラインで提供する事業を開始しました。「日経バイオテク・オンライン」という情報提供事業です。記事本文の第1パラグラフまでは、どなたでもご覧になれますが、第2パラグラフ以降の深みのある説明は、有料購読契約を結んでいる読者にのみ、ご覧いただけます。

日経バイオテク・オンラインはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/BIO.jsp

 もう1つ、バイオ部編集からお知らせを。バイオ部編集では、「BTJジャーナル」という月刊のPDFマガジンも発行しています。こちらは、PDFファイルをダウンロードすると、記事全部をご覧いただけます。

 写真や図版を多数掲載しています。機能性食品と関連する記事も掲載することがありますので、覗いてみていただければと思います。

BTJジャーナルのダウンロードはこちらから。
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html

                    日経BP社バイオ部BTJ編集長 河田孝雄

※※みなさまからのご意見、ご批判をお待ちしております。
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_pass4/index.html

◆「BTJ/日経バイオテク」より◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       機能性食品分野のバイオテクノロジー関連記事(直近3週間分です)
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キッコーマンと日本デルモンテ、ケルセチン配糖体高含有タマネギの健康効果検証を進める、ケルセチンがPPARαを活性化
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010051373353

トクホの科学的根拠と生物科学的根拠の間の乖離を改めて確認、「野良犬のような自由な生活でも、運動の作用は確実」と鈴木正成・早大教授
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010051073158

栄養・食糧学会で協和発酵バイオがオルニチン3題、シトルリン3題を発表、オルニチンはキリンと共同
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050973092

花王が遂に血圧高め対策のトクホ飲料を実現、ポリフェノールの効果を阻害する成分を低減したコーヒー
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050773091

日本栄養・食糧学会第64回大会の一般講演トピックスは29題、そのうちエピジェネティクス関連が5題を占める
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010050673079

続報、春の紫綬褒章24人、バイオ関連は阿部啓子氏、杉山雄一氏、辻井潤一氏、門脇孝氏、今中忠行氏
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010043072994

塩野義が東大薬に産学連携共同研究室、1億円MS設置で有田誠准教授らのリピドミクス研究が加速
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042672908

文科大臣表彰で大阪の抗疲労・癒しプロジェクトがダブル受賞、シャープ2人は2年連続
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042372857

画像追加、上海万博に日本産業館、大塚製薬は大豆の可能性Soylutionをコンセプトに映像展示、キッコーマンは「紫」出店
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2010042372856

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