シスメックスは、産業技術総合研究所(産総研、AIST)糖鎖医工学研究センターと共同で、肝線維化を診断できる糖鎖マーカーの実用化開発を終了した。国内で既に数百台普及している同社の全自動免疫測定装置「HISCL-2000i」で1検体17分、1時間に180検体を測定できる。レクチンアレイを用いたマニュアル測定で18時間かかっていた所要時間を大幅に短縮した。レクチン固定化磁性粒子を利用したサンドイッチ化学発光アッセイで実現した。この成果は、パシフィコ横浜で開催中の「BioJapan2011」で2011年10月5日に開催された第6回糖鎖産業技術フォーラム(GLIT)「疾患関連糖鎖バイオマーカーの迅速検出システムの開発と実用化」において、シスメックス商品開発第二本部の高浜洋一副本部長が発表した。特定のたんぱく質の糖鎖修飾異性体を1項目測定するだけで、血液検体を前処理することなく肝線維化を診断できる。この標的のたんぱく質は未発表のため「プロテインX」として高浜副本部長は説明した。

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