BioJapan2010のセミナーの風景
BioJapan2010のセミナーの風景
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 今年も我が国最大の製薬企業で、先ごろスイスNycomed社を買収、世界第12位とビッグファーマの一角に食い込んでいる武田薬品が、明日(10月5日)から10月7日までパシフィコ横浜で開催するBioJapan2011で、創薬関連技術やシーズを求め出展する。今年は同社のCMCセンターも初参画。是非とも、一人でも多くの参加者が武田薬品のブースに訪れることを期待している。また、下記のマッチングサイトよりアポイントを取り、じっくり話し込むことも可能だ。今年オープンした湘南研究所には外部研究者と共同研究を行うインキュベーションラボも完備、真に日本型オープンイノベーションのビジネスモデルを皆さんと創り上げたいという武田の本気を、BioJapan2011で感じて欲しい。


○マッチングサイト
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/2011/matching/


 武田は新薬の導入だけでなく、幅広く基礎研究での共同研究も希望している。がんまでは疾患モデルも簡単だったが、免疫炎症性疾患の生物学と技術革新を自社だけでやることはもう不可能と判断した同社は、あくまでもFair Tradeを前提とした、日本型のオープンイノベーションを追求すると宣言している。今回、武田が求めるシーズや技術は以下の通りだ。


●武田が求める新薬候補(インライセンス)

 1)代謝性疾患(肥満症、筋疾患、1型/2型糖尿病および糖尿病合併症、動脈硬化)

 2)中枢神経疾患(アルツハイマー病、統合失調症、またこれらに関連する精神・神経変性疾患も含む)

 3)免疫・炎症性疾患領域(関節リウマチ、炎症性腸疾患)

 4)ワクチン(感染症の治療・予防)


●武田が求める共同研究疾患領域

 1)代謝性疾患(肥満症、筋疾患、1型/2型糖尿病、慢性腎臓病、急性非代償性心不全、治療抵抗性高血圧、動脈硬化)

 2)中枢神経疾患(アルツハイマー病、統合失調症)

 3)がん

 4)免疫・炎症性疾患領域(関節リウマチ、炎症性腸疾患、乾癬、全身性エリテマトーデス)

   但し、がんワクチンには当面興味はない



●武田が求める創薬シーズおよび基盤技術

 1)リード化合物とそのアッセイ系

 2)創薬ターゲット(疾患関連パスウェイ、現象だけでも可。創薬コンセプトを重視)

 3)バイオマーカー(病態マーカー、個の医療のバイオマーカーなど)

 4)イメージング技術(中枢神経、動脈硬化、試薬と画像技術)

 5)ドラッグデリバリーシステム(siRNAとワクチン)

 6)抗体(ADCCの改善など高活性化技術も)

 7)ペプチド(安定化技術など)

 8)核酸医薬に関する技術(DDSなど)

 9)モデル動物、モデル細胞

 10)システム生物学

 11)細胞医薬


●武田が求める医薬製造技術と創薬支援技術(武田のCMCセンターは今回初参加する)

 1)生物活性物質の製造(モノクローナル抗体、たんぱく質)

  細胞の構築(最適クローン選抜など)

  生産及び精製プロセス(抗体コンジュゲートなど)

  ディスポーザブル技術(発酵槽など)

 2)合成高分子薬(核酸医薬、ペプチド、オリゴ糖)

  合成およびドラッグデリバリーシステム

 3)デバイス(センサー、デポ製剤、マイクロインジェクションなど)

  IT技術

 4)化合物合成技術

  晶析技術(高効率、低コスト)

  フローマイクロケミストリー

  有機触媒技術

  酵素技術

 5)分析技術

  IVIVC

  結晶多型の早期発見と分離

  迅速微生物測定法

  生物化合物およびワクチンの特性解析

  偽医薬品の解析法

 6)製剤技術

  デポ(次世代技術)

  マイクロニードル

  経皮システム


 さあ、明日BioJapan2011で日本型オープンイノベーションを皆さんと創り上げましょう。詳細と展示会場やセミナーの無料登録は下記のサイトから。
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/2011/


 横浜でお会いいたしましょう。