京都大学大学院農学研究科応用生物科学専攻の菅原達也准教授は、海ブドウなど緑藻類に含まれるシフォナキサンチンやワカメなど褐藻類に含まれるフコキサンチンといった海藻由来のカロテノイドが血管新生を強力に抑制することを見いだし、作用機構に血管内皮細胞内のシグナル伝達が関与していることを突き止めた。シフォナキサンチンは、骨髄性白血病由来細胞に対する強い細胞致死活性を示し、次いで肥満の原因となる脂肪前駆細胞の分化も強力に抑制した。フコキサンチンは光老化によるしわ形成を防ぐことが分かった。菅原准教授はこの成果を2011年9月10日の日本食品科学工学会第58回大会(関連記事1)で発表した。これに先立ち8月31日の「JBA大学発・選り抜きバイオセミナー第10回京都大学」(関連記事2)の講演でも紹介した。

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