現在、北極海沿いにコペンハーゲンに向かっております。丁度、ウラル山脈を越そうとしております。残念ながら眼下は一面の雲で覆われまるでメレンゲの上を飛んでいるようです。これからデンマークのバイオ産業の取材です。
 洗剤用酵素生産で我が国の企業が先行しながら、デンマークの企業に世界市場を独占されました。その結果が、今注目のセルロースエタノールを生産するセルラーゼをデンマークのNovozyme社とDanisco社が独占するという結果を招きました。米Dupont社は昨年、思い余ってDanisco社を買収し、酵素部門の遅れを取り戻しました。何故、日本は誤ったのか?欧州の小国デンマークは何故、グリーンバイオの覇権を握れたのか?今回の旅で解答を得たいと考えています。同国はバイオ医薬でも独自の国際競争力を持っています。我が国のバイオベンチャーが臨床試験入りした新薬の数とほぼ同数の新薬をデンマークのバイオベンチャーが臨床開発中です。国の規模と人口では遥かに凌駕している我が国は、このなんともスマートな国、デンマークに学ばなくてはなりません。
 まずは今晩のデンマーク料理からですが、こればかりは我が国が先行していると内心思っております。
 さて、BioJapan2011の開幕が来週に迫って参りました。10月5日から7日、パシフィコ横浜で皆さんにお会いすることを楽しみにしております。今週から来週にかけて、BioJapan2011の見どころ情報を皆さんに提供いたします。まずは下記よりセミナーや展示会の入場登録をお願いいたします。全て無料です。満員札止めも近いのでどうぞ宜しく願います。
 また、マッチングソフトもお勧めです。是非とも未来のパートナーに巡り合っていただきたい。
●セミナープログラム
https://www.biojapan2011.com/user/s_seminar_select.php
●セミナー・展示会の無料登録
https://www.biojapan2011.com/user/user_login.php
●マッチングソフト無料登録
https://exponet.nikkeibp.co.jp/match2011/?action_login_input=true
●●BioJapan2011見どころ情報 「ライフイノベーション」●●
 BioJapan2011でライフイノベーションの現在と未来にアクセス。医療に革新を引き起こすライフイノベーションは全地球的に高齢化問題を抱える人類にとって極めて重要な技術革新だ。それはつまり、新たなビジネスの可能性を示している。国内外から次の医療に革命を引き起こす技術やシーズが結集する。
1)まずは展示会場に行こう。インターネットで情報を収集するのも良いが、未来は検索できない。横浜でバイオのキーマンに直接面談することで明日は開ける。
 また、展示会場内で5つのトラック(F-Jトラック)で会期中3日間にわたって講演が行われることも忘れてはならない。国内外のクラスターに属する大学、研究機関、そしてベンチャー企業の最新情報もここで得られる。ネットで事前登録すれば無料で全てがご覧いただける。◎展示会・セミナー事前登録サイト
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/2011/seminar/
2)ライフイノベーションサミットと基調講演は見逃せない。
 K-4:ライフイノベーションサミット 10月5日 15時から16時半 
 パシフィコ横浜(アネックスホール/Kトラック)
 ライフイノベーションの未来はキーマンの頭の中にある。今回のテーマはアジアとの連携。伸びゆくアジアでライフイノベーションをどう実現するか?国内外のオピニオンリーダーを招聘、ライフイノベーションの実行戦略を議論する。
 K-1:基調講演 10月5日 10時から11時半 パシフィコ横浜(アネックスホール/Kトラック)
 2兆円以上もの資金を投入、急速にバイオ医薬開発へと舵を切った武田薬品の長谷川社長の講演は注目だ。
3)ライフイノベーションの目玉、再生医療はどこに行くのか?
 D-4:再生医療におけるヒト組織・細胞の利用 10月6日 9時45分から11時半 
 パシフィコ横浜(アネックスホール/Dトラック)
 再生医療は今や夢ではない。創薬のプロが人の組織や細胞の利用に関して、問題点を追及する。生体肝移植、ラ氏島移植、そして他家の間葉系幹細胞移植など、既に実用化が進みつつある再生医療の今を知ることができる。
 E-8:再生医療イノベーションフォーラム 10月6日 15時から16時半 
 パシフィコ横浜(アネックスホール/Dトラック)
 再生医療の実用化を目指し、今年創設された再生医療イノベーションフォーラムの全貌が明かされる。富士フイルム、オリンパス、J-TEC、武田薬品からも講師が集結する。
 D-6:ロンザジャパン 10月6日 12時から13時 パシフィコ横浜(アネックスホール/Dトラック)
 細胞治療事業化に向けたロンザの取り組みが明らかになる。受託医薬製造企業が細胞の受託にも乗り出した。 
 E-9:iPS細胞研究開発アップデート 10月7日 10時から11時半 
 今やBioJapan恒例となった京都大学山中教授のiPS細胞研究アップデート。Glis1などこの1年間、急速に進展したiPS細胞研究の最新情報をここで把握しよう。また、スペイン
Center of Regenerative Medicine in BarcelonaからJuan Carlos Izpis?a Belmonte教授を招き、最もホットなiPS細胞の臨床応用に関しても議論する。
4)今も続く、創薬の技術革新。次のバイオ創薬の焦点はこれだ。
 C-7:次世代ワクチン─高機能化の決め手、アジュバントの研究開発戦略 
 10月6日 15時から16時半 パシフィコ横浜(アネックスホール/Cトラック)
 今や遺伝子組み換えでワクチンの抗原は量産可能となった。しかし、本当に有効なワクチンを開発する鍵は、生体の免疫反応を活性化するアジュバントの開発が不可欠だ。今や自然免疫系の分子レベルの理解が可能となり、理論的にアジュバントを開発できる可能性に肉薄する。研究機関に加えグラクソスミスクラインやPMDAなど審査機関からの講師も加わり、基礎から商業化までを議論する。
 B-5:エピゲノム創薬の挑戦 10月6日 10時から11時半 
 パシフィコ横浜(アネックスホール/Bトラック)
 今年相次いで骨髄異形成の治療薬が我が国でも商品化された。エピジェネティックスを標的とした初の医薬品である。癌から精神疾患など幅広い可能性を秘めるエピゲノム創薬を展望する。先端研究機関に加え、エーザイの企業戦略も明らかにされる。
 D-12:IT創薬の未来を探る 10月7日 15時から16時半 
 パシフィコ横浜(アネックスホール/Dトラック)
 抗体をスパコンを活用して分子設計しつつある東京大学とたんぱく質相互作用を標的として創薬を目指す理化学研究所が、IT創薬の未来を展望する。IT創薬はもはや基礎研究の段階を脱したといえるだろう。
5)展示会場での5トラックのシーズ発表会も注目。創薬支援技術や創薬シーズが沢山発表される。これは見逃せない。
 会期中150以上の技術シーズが国内外の研究機関やベンチャーから発表される。我が国の創薬研究を一望する絶好の機会だ。
 詳細プログラムは下記のリンクからアクセス願います。面白いセミナーはこの他多数存在します。
https://www.biojapan2011.com/user/s_seminar_select.php
 セミナー・展示会の無料登録は下記のサイトから。満員札止めになる前に、ご登録をお急ぎ願います。
https://www.biojapan2011.com/user/user_login.php
 皆さんのBioJapan2011のご参加を心待ちにしております。
 今週も、お元気で。
          Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
============================================================================
<<BTJブログWmの憂鬱>> 
最新一週間の記事  http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/miyata/ 
============================================================================
2011-09-21   
BTJブログWmの憂鬱2011年09月21日、褐色脂肪細胞を軸に肥満の誘導メカニズムが説明されようとしている
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2011092184126
----------------------------------------------------------------------------
2011-09-20   
BTJブログWmの憂鬱2011年09月20日、米国特許法の大改正、先発明主義から先出願主義に転換
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2011092084095
============================================================================
「若手研究者の登竜門」とされるGenomic Science Research Complex(GSC)の「七夕ミーティング2011」
「BTJジャーナル」2011年9月号に掲載しました。
BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
アカデミア向けの有料サービス「BTJアカデミック」はこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/senmonn/btj_aca.jsp
============================================================================
 BTJジャーナル2011年9月号を先週末(9月22日)に発行・公開しました。BTJジャーナルは、全文を無料で読むことができます。ぜひご一読いただければと思います。
 最新号(2011年9月号)のダウンロードはこちらから。
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj1109
 巻頭の“緑”コーナー「アカデミア・トピックス」では、「若手研究者の登竜門」とされるGenomic Science Research Complex(GSC)の「七夕ミーティング2011」を取り上げました。2011年8月25日に理化学研究所横浜研究所で開催され、100人が参加しました。GSCは08年まで10年間、ゲノム科学総合研究センターでゲノム研究を行った理研が、ゲノム科学関係者の緊密な連携を維持するため08年4月に新設したバーチャルな組織です。
 この記事は、以下のBTJ/日経バイオテク・オンラインの記事をもとにとりまとめました。BTJジャーナルの記事はどなたでも全文をご覧いただけます。しかもPDFマガジンですので、採択課題などを一覧表で見やすく掲載しています。
理研ゲノムの第2回七夕ミーティングに若手100人、和田昭允GSC組織長が科学における日本のまずい習慣の打破を強調
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/1144/
※2011年9月号(第69号)のコンテンツを目次にて紹介します。
BTJジャーナル 2011年9月号(第69号)
●CONTENTS
理研ゲノム七夕ミーティング JSTさきがけ・CREST スター研究者
P.2 アカデミア・トピックス
理研GSCの七夕ミーティング
若手研究者の登竜門に100人
P.4 リポート
JST戦略的創造研究推進事業
さきがけとCRESTの新規決定
P.7 キャリア
論文の被引用数が多い
スター研究者を国際比較
P.9 BTJアカデミック・ランキング
理研ゲノム七夕がトップ