毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日のバイオテクノロジージャパン(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。今日は、前回の2011年7月29日から1週間ぶりでお目にかかります。
 この日曜日(7月31日)には、京都大学で開催された日本進化学会第13回大会を取材しました。一般家庭のエアコン普及率が全国一という、京都での開催とのことで、猛暑を覚悟していましたが、過ぎた心配でした。ゲリラ雨的なものには出会いましたが、昨年の東京工業大学の大岡山キャンパスでの開催に比べると、しのぎやすかったように思います。
※2011年の日本進化学会第13回大会の関連記事
来年春からの新学習指導要領、選択の高校生物は「エピジェネティクスまでもう一歩」と嶋田正和・東大教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0718/
京都開催の日本進化学会第13回大会に400人、他に公開シンポ150人、国際SMBE年会は34カ国から650人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0717/
※2010年の日本進化学会題12回大会の関連記事
新型シーケンサーの普及で生物学が地質学・地球科学、天文学とつながる、第12回日本進化学会大会で合計24時間超の一貫シンポジウム
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/2950/
文科省の新施策「ゲノム支援」、支援課題の第1回公募は8月31日締め切り、予算超えたら第2回はなし
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/2890/
第12回日本進化学会大会が東工大で開幕、次世代シーケンサー関連発表が相次ぐ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/2881/
 なぜか現在でも「次世代」と呼ばれることが多いのですが、新型の超高性能シーケンサーが急速に普及して、進化学が大きく変貌をとげ、生物学の学習指導要領が大きく変わります。
 食品や農業の分野におけるバイオテクノロジーの実用化で、遺伝子組換え技術などの一般社会の理解が日本では特に困難が多いように思います。
 新学習指導要領では「生物の特徴」としてまず「生物界の共通性と多様性」を取り上げるとのこと。急速に理解が進んでいる生物の研究成果の一部が、教科書にも反映されることになり、まずは好ましいことではと思います。
 先週は木曜日から土曜日まで、新潟の朱鷺メッセで開催されている日本プロテオーム学会2011年会を取材しました。質量分析装置などの分析技術の発展の寄与が特に大きいと思われますが、プロテオーム研究は新しいステージに入りました。
 現在のところ日本プロテオーム学会の関連記事は、以下の5本を報道しております。ご覧いただければと思います。
医薬基盤研と九大生体防御、京大放射線、γ線照射DNA損傷応答の修飾動態をプロテオーム定量解析
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0801/
日本プロテオーム学会の奨励賞は広大、国立がん研セ、北里大、ポスター賞は熊本大、医薬基盤研、慶大、北里大
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0766/
日本プロテオーム学会が研究開発功績賞を創設、第1回はアステラス製薬が受賞
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0665/
新潟の日本プロテオーム学会に500人うち海外講演者20人、2013年に横浜で世界大会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0640/
MBSJ春季シンポ、オーファン酵素の基質を次々解明、中山敬一・九大教授が質量分析計12台で新プロテオミクス
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9387/
 メール原稿の締め切り時間になりましたので、以下に、最近1週間で直接記事とりまとめを行った記事14本の見出しリストを、取り上げたポイントとともに掲載します。ご参考にしていただければと思います。
                          BTJ編集長 河田孝雄
※直近1週間のBTJ/日経バイオテクオンラインの直接担当記事
岩手大と東京農工大、2012年4月に設置する共同獣医学科の協定締結
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0825/
■全国の86国立大学法人のうち、獣医学部門があるのはわずか10大学。このうち3ペア・6大学が2012年4月に誕生します。■
京大の斎藤通紀教授らとJST、
多能性幹細胞を用いた生殖細胞形成過程を試験管内で再構成
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0824/
■斎藤教授の研究は続いてERATOに採択されました。■
医薬基盤研と九大生体防御、京大放射線、γ線照射DNA損傷応答の修飾動態をプロテオーム定量解析
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0801/
■プロテオーム定量解析の技術進歩には目覚しいものがあります。■
2011年度予算55億円のBRAINイノベーション創出事業、新規課題の分担企業にカゴメ、三井化学アグロ、ネオ・モルガンなど
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0800/
■事業仕分けの対象となった競争的資金事業です。■
BRAINイノベーション創出事業の新規15件は競争率17倍超、事業仕分けでNARO研究者への配分は無し
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0799/
■優秀な研究者ほど所属機関を異動する場合が多いので、事業仕分けの内容には疑問も感じます。■
林原の件で長瀬産業は「自社が発表したものではない」と今朝発表、林原グループの京都センチュリーホテルは京阪が子会社化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0793/
■日本進化学会の取材のときに京都センチュリーホテルも立ち寄ってみました。■
日本プロテオーム学会の奨励賞は広大、国立がん研セ、北里大、ポスター賞は熊本大、医薬基盤研、慶大、北里大
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0766/
■若手研究者のモチベーションをさらに高める工夫が各学会で工夫されています。■
続報、卵のキユーピー、乳酸発酵卵白の健康機能性などの成果を米IFTで5件発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0764/
■IFT年会における日本企業の発表数で、キユーピーが最多だったようです。■
来年春からの新学習指導要領、選択の高校生物は「エピジェネティクスまでもう一歩」と嶋田正和・東大教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0718/
■策定に当たり、文部科学省に32回も通われたとのことです。■
京都開催の日本進化学会第13回大会に400人、他に公開シンポ150人、国際SMBE年会は34カ国から650人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0717/
■超高性能シーケンサーの普及で、進化学が目覚しく“進化”しています。
京都に34カ国から集まりました。■
放射性物質の食品健康影響評価、「閾値がないという考えに立つことを明確に示すためにも、定量的情報を加えた方がいいのでは」と津金国立がん研セ部長
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0716/
■健康影響評価で閾値問題は悩ましいものがあります。■
最大5年12億円のERATO型研究、新規5領域はいずれもバイオ関連
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0714/
■評価者にフォーカスした記事です。京大の斎藤通紀教授も選ばれました。■
日本プロテオーム学会が研究開発功績賞を創設、第1回はアステラス製薬が受賞
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0665/
■研究取り組みの初期には社内でかなりの困難があったとのことです。■
新潟の日本プロテオーム学会に500人うち海外講演者20人、2013年に横浜で世界大会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0640/
■海外講演者も充実していました。■