毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日のバイオテクノロジージャパン(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。前回の2011年6月17日から2週間ぶりでお目にかかります。
 今日から7月に入り、東京電力と東北電力のエリアの大口需要家では、節電対策が本番となりました。東京・関東地域は、梅雨明けがまだというのに6月末に特に暑い日が続きました。
 街のあちこちやウェブサイトで目にする「現在の推定電力使用率」がとても気になります。地下鉄などの本数が昼間減っている影響を感じることも多くなってきました。
 バイオテクノロジーの主な研究機関などにおける節電対策の取り組みについて、BTJ/日経バイオテクオンラインでシリーズ記事を報じております。
※BTJ/日経バイオテク・オンラインの節電関連記事
【節電対策(7)】東京ビッグサイトの展示会、夏場の電力需給逼迫等を考慮して会期を8月末から10月末に変更
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0012/
【節電対策(6)】理研筑波研、実験動物施設の節電に日立プラントと特許技術、第2次補正でライフライン強化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9772/
【節電対策(5)】理研横浜研SSBC領域は36%節電、NMR稼働は34台のうち9台減らす
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9748/
【節電対策(4)】シーケンス受託実績が前年比1.8倍の理研横浜研オミックス領域、27から30%の節電達成へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9745/
【節電対策(3)】つくば市で6月17日に「節電大会」、グリーンカーテン用ゴーヤ苗を1000人にプレゼント
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9714/
【節電対策(2)】理研横浜研、第2次補正予算でコジェネ整備へ、シーケンサー2台稼働分
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9689/
続報、【節電対策(1)】夏期休業日の設定を理研とAISTが相次ぎ発表、AISTに3割削減のポスター
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9665/
 ただいまエピジェネティクスの取材に注力しておりまして、ヒストンたんぱく質の修飾の8番目の新発見やナノポア技術を用いたメチル化シトシンの検出、メチル化とは逆の働きがあるヒドロキシメチル化などの取材を進めています。近く、日経バイオテクの特集記事としてとりまとめます。
 6月27日には、都内で開かれた2011年度CREST新規研究領域のエピゲノムの研究提案募集説明会をのぞいてみました。一般に5年間でおよそ総額数十億円規模の研究費が投じられるCRESTへの選定により、年200万ドルを要する国際ヒトエピゲノムコンソーシアム(IHEC)への日本の参加が財政基盤面で確保されました。
2011年度のCREST新規研究領域に「エピゲノム」、東京と大阪で来週説明会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9853/
 メール原稿の締め切り時間になりましたので、以下に、最近2週間で直接記事とりまとめを行った記事16本の見出しリストを、取り上げたポイントとともに掲載します。ご参考にしていただければと思います。
※直近2週間のBTJ/日経バイオテクオンラインの直接担当記事
【2011-07-01】
三井情報、メタボロミクス研究に役立つ代謝経路解析システムを商品化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0059/
■三井情報はエピジェネティクスのバイオインフォマティクスにも貢献しています。■
【2011-06-30】
三洋電機、バイオメディカ細胞治療事業は2015年に8倍の150億円へ、2011年秋に群馬にバイオ第2工場
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0057/
■細胞治療事業の製品は、開発と製造の拠点である大泉町で製造します。■
【2011-06-30】
消費者庁の機能性評価モデル事業、日健栄協が第1回パネル評価会議を開催、座長は金澤一郎氏
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0040/
■コンペの仕組みにより一層の工夫が必要と思います。■
【2011-06-29】
【節電対策(7)】東京ビッグサイトの展示会、夏場の電力需給逼迫等を考慮して会期を8月末から10月末に変更
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0012/
■展示会の中には、開催日を夏期からはずすものも出てきました。■
【2011-06-28】
4種ポリフェノール石鹸が加齢臭を低減、サントリーが近く商品化へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2008/0011/
■サントリーは香粧品の事業にも注力しています。■
【2011-06-27】
谷中昭典・理科大教授、スルフォラファンは胃の酸性環境下でもピロリ菌のウレアーゼ抑制、村上農園が研究助成
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9986/
■スプラウトのスルフォラファンは注目の機能性成分です。■
【2011-06-24】
理研基幹研がエピジェネ遺伝の新機構を発見、親のストレスが子供に遺伝
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9911/
■ショウジョウバエからマウスへと展開しています。■
【2011-06-23】
タキイ種苗がミズナに比べアントシアニン10倍以上のカラシナ新品種、「ファイトリッチ」シリーズ9品種に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9909/
■農作物の高付加価値化への取り組みに注目です。■
【2011-06-23】
理研PSC、気孔閉鎖に必要な輸送因子AtABCG22を発見、植物の乾燥耐性機構の解明へ前進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9908/
■丹念な植物のフェノーム研究が成果を生み出しています。■
【2011-06-23】
京大や九大など、ヒスタミンH1受容体の立体構造をNature誌に発表、JSTのERATOの成果
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9873/
■膜たんぱく質の構造生物学の発展も目覚しいと思います。■
【2011-06-22】
JST、日本-ブラジル研究交流のバイオ課題2件を決定、サンゴ礁微生物生態系のメタゲノム解析も
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9872/
■国際研究交流の拡大が活発です。■
【2011-06-22】
葛の花エキスのイソフラボン類は褐色脂肪細胞のUCP-1たんぱく質の発現を亢進、東洋新薬が褐色脂肪シンポで発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9867/
■震災への配慮で3カ月遅れの開催となった褐色脂肪シンポジウムは盛会でした。■
【2011-06-22】
理研RCAIほか、AP-1B欠損マウスはクローン病モデルに、クローン病患者でAP-1Bは低発現
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9854/
■炎症性腸疾患のメカニズム解明に期待が集まっています。■
【2011-06-21】
2011年度のCREST新規研究領域に「エピゲノム」、東京と大阪で来週説明会
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9853/
■東京の説明会の質疑応答も興味津々でした。。■
【2011-06-17】
理研CMIS、脳内炎症でCOX-1の機能が亢進、PETプローブでライブイメージング
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9784/
■ライブイメージングの成果発表が相次いでいます。■
【2011-06-17】
【節電対策(6)】理研筑波研、実験動物施設の節電に日立プラントと特許技術、第2次補正でライフライン強化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/9772/
■2年前から共同開発してきた成果が、この夏の節電対策で威力を発揮しています。■
 BTJジャーナルの誌面は、次のサイトでPDFファイルをダウンロードすると、全文を
ご覧いただけます。皆さんのおかげで2011年1月号で創刊まるまる5周年の第61号を迎
えることができました。
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
 ぜひお楽しみください。