毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日のバイオテクノロジージャパン(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。2011年4月の第5金曜日(4月29日)は祭日(昭和の日)でメールもお休みをいただきましたので、4月15日以来、3週間ぶりでお目にかかります。
 ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか。土日が休みの週休2日の場合、カレンダー通りですと、3連休+3連休+2連休と、4月29日(金)から5月8日(日)までの10日間のうち、8日間が休みですが、この間も、被災地では大変な状況が続いていますし、大震災や放射性物質などに関連する集まりは都内でも活発に開催されています。
 今日5月6日は、東京大学農学部のある弥生キャンパスの一条ホールで開催の日本農芸化学会の受賞者講演などの取材です。日本農芸化学会は、2011年度大会が3月末に京都市で開かれる予定でしたが、東日本大震災の影響で開催されませんでした。
 大会の初日の3月25日に開催される予定だった日本農芸化学会の授賞式や受賞講演が、6週間後の今日、開催されることになりました。この日本農芸化学会の2011年度大会の関連記事は、以下の8本をBTJ/日経バイオテク・オンラインで報道しています。
※BTJ/日経バイオテク・オンラインの日本農芸化学会関連記事
日本農芸化学会の2011年度技術賞はアサヒビールとパナソニック・池田糖化、受賞は5月6日に延期
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7884/
日本農芸化学会2011年度大会トピックス集、29演題のうち8演題が京大、企業は太陽化学、キリン、キッコーマン、天野、ユニチカ、Genedata社
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7800/
キリンに農芸化学会トピックス賞、大麦殻皮リグニン配糖体に強力な免疫賦活作用、TLR4が関与
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8536/
京大の大日向耕作准教授らに農芸化学会トピックス賞、ジペプチドRFに強力な動脈弛緩作用、新たな血圧降下機構も
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8247/
キッコーマンに農芸化学会トピックス賞、トマト種子由来サポニンのコレステロール上昇抑制作用は大豆サポニン以上
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8195/
農芸化学会トピックス賞、ユニチカがラクトビオン酸のCa吸収促進作用を実証、エクオール産生促進と併せて更年期ケアに
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8170/
東京農大NGRC、ゲノム微生物学会や植物生理学会、農芸化学会、畜産学会で計19件学会発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7701/
キッコーマンがAspergillus sojaeのゲノムを解析、農芸化学会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7638/
 今日受賞講演がある日本農芸化学会の技術賞の内容なども順次、報じてまいります。
 以下に、ここで最近3週間で直接記事とりまとめを行った記事リストを、記事として取り上げたポイントとともに掲載します。ご参考にしていただければと思います。
※直近3週間のBTJ/日経バイオテクオンラインの直接担当記事
【2011-05-02】
原子炉作業員の事前採血保存は「不要かつ不適切」とする日本学術委員会大震災委員会の見解が話題に、分科会名は訂正
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8726/
■5月2日付けで分科会名の訂正や論文引用文章の削除などがなされました。■
【2011-05-02】
理研、ヒストン修飾とDNAメチル化が協調して有害なDNA配列を抑制・不活性化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8724/
■植物ならではの基礎研究が、ヒトの治療のヒントにもつながります。■
【2011-05-02】
東大と理研、脳におけるDNAメチル化状態の個人差は神経細胞が非神経細胞より大きい
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8723/
■神経細胞を取り分けて解析した成果です。■
【2011-04-28】
日本栄養・食糧学会大会のトピックス、企業は日清オイリオ、羽ニ重豆腐、日水、カルピス、ファーマフーズ・グリコ・吉本興業、ネスレ・TESホールディングス、東ソー・デンカ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8680/
■日本栄養・食糧学会大会は5月13~15日にお茶の水女子大学で開催されます。■
【2011-04-27】
災害時における栄養・食糧問題、日本栄養・食糧学会が5月の第65回大会で緊急企画シンポジウム
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8645/
■3月11日の翌週にこの緊急企画シンポジウムがまとまったとのことです。■
【2011-04-27】
【震災からの復旧】バイオ課題のニーズ大、2011年秋からの実験再開を目指すKEK放射光施設(PF)がユーザーアンケート
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8643/
■たんぱく質結晶構造解析などのバイオ課題のニーズが高いとのアンケート結果がまとまりました。■
【2011-04-27】
【震災からの復旧】結晶構造生物学の東日本拠点、高エネ研PFは通電チェック開始、2011年秋に実験再開へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8642/
■大量の電力を消費する放射光施設は、もともと夏の間は運転していません。■
【2011-04-26】
日経バイオテク4月25日号「特集」、バイオイメージング研究最前線
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8612/
■イメージングの最新技術を活用した論文発表が目立ちます。■
【2011-04-25】
JST戦略的国際科学技術協力推進事業で安田賢二・東京医科歯科大教授の細胞ネットワークが2件採択
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8586/
■研究交流の相手国はフィンランドとスウェーデンです。■
【2011-04-22】
東北大の山本雅之・医学部長らが受賞の東レ科学技術賞、延期していた贈呈式の開催は5月18日に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8551/
■東レ科学技術賞の事務局は千葉県浦安市のほうにあります。■
【2011-04-22】
【放射線の科学コミュニケーション(2)】東大理は学校の先生向け勉強会を5月8日に開催
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8544/
■科学コミュニケーションは、まずは学校の教育現場からが大切です。■
【2011-04-21】
食品安全委員会の放射線WG座長に東北大学の山添康教授、7月取りまとめに3桁の論文
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8528/
■449報もの論文が抽出されました。■
【2011-04-20】
特許の他社けん制力ランキング、医薬業界は武田、一丸、田辺三菱がトップ3
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8497/
■特許の被引用に着目したランキングです。■
【2011-04-20】
【放射線の科学コミュニケーション(1)】北大CoSTEPの緊急出版書籍へのアクセスは2日間で2万近く、東京のサイエンスカフェもすぐ定員に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8486/
■ノーベル賞受賞の緊急出版をさらに上回る注目が集まっています。■
【2011-04-19】
佐賀大学発ブランド野菜「バラフ」の初の化粧品、東洋新薬が2011年秋にも発売へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8464/
■野菜の健康機能は化粧品にも役立ちます。■
【2011-04-19】
食品安全委員会、放射性物質の食品健康影響評価に関するWG(第1回)を4月21日に開催、19人のうち新規3人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8463/
■放射性物質と食品とはかなりの異分野と実感しました。■
【2011-04-19】
理研宮脇敦史氏提唱の「Spectrum Manager」、理研BSI-オリンパス連携センターで公開へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8461/
■昨年12月の神戸BMB2010で、宮脇敦史さんの講演は朝8時からにも関わらず立ち見
でした。■
【2011-04-18】
藤田敏郎東大教授ら、塩分摂取による高血圧発症にエピジェネティクスが関与、Nature Medicine誌に発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8401/
■藤田教授らは、エピジェネティクスにフォーカスした研究にも注力しています。■
【2011-04-15】
産総研技術移転ベンチャーのフリッカーヘルスマネジメント、スマートフォンなどで精神的疲労を把握できるシステムを近く実用化へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8395/
■スマートフォンで試させていただきました。■
【2011-04-15】
続報、文部科学大臣表彰、理研は今年度11人受賞と発表、そのうち理研本務は5人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/8390/
■10人受賞という発表が最初ありましたが、理研が2011年4月に招聘した兼任の
研究者が加わりました。■
 最後に、先月末に発行・公開したBTJジャーナル2011年4月号の紹介をさせていただきます。巻頭の緑コーナー“アカデミア・トピックス”では、BTJ/日経バイオテク・オンラインで報道した東日本大震災の関連記事を特集しました。こちらは全文を無料でご覧いただけます。
BTJジャーナル2011年4月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj1104
※2011年4月号(第64号)のコンテンツを目次にて紹介します。
BTJジャーナル 2011年4月号(第64号)
●CONTENTS
東日本大震災(2) 論文分析ランキング、文部科学大臣表彰 日本学士院賞
P.2 アカデミア・トピックス
大震災で第4期基本計画見直し
放射性物質への対応急ぐ
P.6 リポート
論文被引用数でランキング
日本研究機関で政府系上昇
P.10 キャリア
文科大臣表彰で若手はバイオ過半
日本学士院賞はバイオ2人
P.14 BTJアカデミック・ランキング
創薬ベンチャー検証がトップ