毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日のバイオテクノロジージャパン(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。2週間ぶりでお目にかかります。
 先週金曜日に、全文を無料でご覧いただける、BTJジャーナル2011年2月号を発行・公開しました。巻頭の緑コーナー“アカデミア・トピックス”では、遅れに遅れていた「最先端・次世代研究開発支援プログラム」が2011年2月10日に正式決定した話題を特集しました。
 2013年度までに最大2億円配分される若手や女性の研究者は、グリーン・イノベーションが141人、ライフ・イノベーションが188人。
 この最先端・次世代プログラムに採択された研究者にお話しをうかがっており、記事にとりまとめて参ります。2010年秋に最終決定する予定だったのが、半年近く遅れてしまったのですが、ただでさえ短い研究期間の中で、この半年近くの遅れは、研究者の皆さんの研究計画に甚大な影響を及ぼしていることが分かってきました。記事に反映してまいります。
 1981年創刊の隔週発行のニューズレター「日経バイオテク」では、ゲノムワイドDNAマーカー育種の話題を、2011年2月28日号にて、特集しました。新世代シーケンサー(NGS)の性能向上が、豊かな食卓に大きく貢献するようになってきました。
 千葉県のかずさDNA研究所と、神奈川県の木原記念横浜生命科学振興財団が主催した「千葉・神奈川バイオ産業広域連携事業 第4回シーズ発表会『作物を対象とするDNA等検査技術』」が、2011年3月3日に都内で開催され、100人定員を大幅に上回る盛況でしたが、何よりプログラムの内容が充実していて、上記の特集記事とも関連する最先端の状況を多面的に知ることができました。
 経済産業省の平成22年度広域的産業集積活性化支援事業として開催された発表会です。こちらも記事に反映して参ります。
 
 メール原稿の締切時間が迫ってきました。
 ここ2週間(2011年2月18日~3月4日)にとりまとめた記事9本の見出しリスト(リンク付き)に一言ずつ、■ポイント■をつけたものを紹介します。
※直近2週間のBTJ/日経バイオテクオンラインの直接担当記事
【2011-03-03】
東大分生研の白髭克彦教授ら、染色体のDNA複製機構に新発見、ChIP-seqの成果をNature誌に発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7514/
■ポイント■またしても生命現象の根幹に関わる発見です。SOLiD4を活用したとの
ことです■
【2011-03-02】
住友が再生医療研究支援製品を拡充、ヒトES細胞の胚様体形成に適した培養容器の性能を理研CDBと確認
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7512/
■2015年に年3億円を目指しています■
【2011-03-02】
「北海道産米は全国で一番おいしくなってきた」と川村周三・北大准教授、全国先駆けの“たんぱく仕分け”を再検討
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7505/
■おいしさの評価は、パネルが大切です■
【2011-02-25】
味の素が中期経営計画を発表、R&Dは調味料と先端バイオ関連に重点、「R&D費は絞っていく」と伊藤社長
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7411/
■オープンイノベーションでR&Dの効率化を図ります■
【2011-02-24】
今春終了のKAST「食の安全・安心」プロジェクトは評価研究機構に発展へ、「かなりの確率で継続」と馬来理事長
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7385/
■評価研究機構への発展に期待が集まっています■
【2011-02-24】
全国納豆鑑評会に新設のアメリカ大豆部門、初のRed River Valley賞に鹿児島県の納豆
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7383/
■日本の納豆のおよそ半分は、米Red River Valley産の大豆を用いています■
【2011-02-23】
第51回東レ科学技術賞に環境ストレス応答の山本雅之・東北大教授、総額1億3000万円の研究助成10件は半分がバイオ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7362/
■環境ストレス応答も、日本が強みを発揮している分野と思います■
【2011-02-23】
今年度の日本一は宮城県わたり納豆の国産小粒納豆、全納連が2月18日に納豆鑑評会を開催
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7361/
■納豆のおいしさの評価は「たれなし」で行われています■
【2011-02-22】
日本学士院学術奨励賞6人が決定、バイオ関連は葛山智久・東大准教授と松浦健二・岡山大准教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7330/
■日本学術振興会賞の受賞者25人の中から6人が選ばれました■
【2011-02-22】  
第7回日本学術振興会賞の受賞者25人が決定、バイオ系は10人で3割が東大
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7329/
■この受賞では例年、東大が特に強みを発揮しているようです■
【2011-02-18】
続報、東京農大が日本在来の口之島牛の全ゲノムを解析、西洋種と異なるSNP630万個を検出
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/7259/
■いち早く最新型のDNAシーケンサーを整備した東京農業大学が酒米、ウシと相次ぎ、成果を発表しています■
 もう1つ最後に、先月末に発行・公開したBTJジャーナル2011年2月号を紹介します。こちらでは全文を無料で、BTJ/日経バイオテク・オンラインのアカデミア関連記事で読者の皆さんの注目度が高かった記事などをご覧いただけます。ぜひお楽しみください。
BTJジャーナル2011年2月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj1102
※2011年2月号(第62号)のコンテンツを目次にて紹介します。
BTJジャーナル 2011年2月号(第62号)
●CONTENTS
最先端・次世代プログラム ウナギ卵と論文 日本国際賞
P.2 アカデミア・トピックス
最先端・次世代プログラム
最終面接の5カ月後に決定
P.12 リポート
世界初の天然ウナギ卵
Nature姉妹誌に論文発表
P.16 キャリア
日本国際賞はIL6の岸本氏ら
P.17 BTJアカデミック・ランキング
最先端・次世代がTop4独占
P.21 奥付け