毎月第1金曜日と第3金曜日、第5金曜日のバイオテクノロジージャパン(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。
 「科学技術関連基金の研究課題決定プロセスについての要望提言」を2011年2月2日、7学会・連合を代表して日本化学会が関連省府に提出しました。
「政府主導で決定遅延の事態に憂慮」、ライフ10万人、グリーン10万人の7学会・連合が2月2日に要望提言を提出へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6704/
生物科学学会連合と日本化学会などの7会長・代表、科学技術関連基金の研究課題決定プロセスについて要望提言
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6566/
 7学会・連合とは、生物科学学会連合、日本化学会、日本物理学会、応用物理学会、日本地球惑星科学連合、日本生化学会、日本薬学会。会員数は合計約20万人で、ライフイノベーションと関係が深い学会・連合の会員数がおよそ10万人、グリーンイノベーションと関係が深い学会・連合の会員数はおよそ10万人という。
 この要望提言は、当初2010年11月の予定だった最先端・次世代研究開発支援プログラムの内定が大幅に遅れていることが直接のきっかけになりました。研究用試薬や機器の購入の予定が組めない、研究員の雇用ができないなど現場で混乱が広がっていることを指摘、「一刻も早く、遅くとも2月中には決定するよう強く要望する」としています。このような決定の遅れがアカデミアの現場に支障をきたしているケースは他にもあるとのことです。
 ここ2週間で4件も、類似のテーマの取材がありました。酸化ストレスや疲労の対策に関する研究成果です。
 1月28~29日のビタミンE研究会、2月2日のオルニチン研究会、2月3日の野菜茶業研究所シンポジウム、それから岩手医科大学と岩手大学のNrf2関連の成果です。社会ニーズが高く、マーケティングにも連動させやすいテーマなのですね。酸化ストレスやストレス、疲労の評価法や想定メカニズムにはいろいろな側面があるのだと、つくづく思いました。
 日本のアカデミアが世界をリードしている分野ともいえるかと思います。引き続きこのテーマの取材に注力して参ります。
国際誌に550論文発表の吉川敏一・京都府立医大教授が若手研究者に3つの教訓、ビタミンE研究会で1月28日に特別講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6567/
続報、「プロジェクトY」の吉川敏一・京都府立医科大学大学院医学研究科教授、4月に学長就任
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6478/
エーザイの通信販売ポリフェノールサプリが人気、同社初の栄養機能食品
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6063/
オルニチン研究会が六本木で第2回マスコミセミナー、オルニチン豊富なシジミの価格は1kg20円が1000円に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6756/
歴史100年余りの茶品種育成で日本初が3つ、「サンルージュ」のNARO野菜茶業研シンポに200人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6787/
続報、岩手医科大と岩手大、阪大、長瀬産業、カルノシン酸はNrf2を介して非アルコール性脂肪肝を予防
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6547/
 メール原稿の締切時間が迫ってきました。
 ここ2週間(2011年1月21日~2月4日)にとりまとめた記事13本の見出しリスト(リンク付き)に一言ずつ、■ポイント■をつけたものを紹介します。
※直近2週間のBTJ/日経バイオテクオンラインの直接担当記事
2011-02-04
歴史100年余りの茶品種育成で日本初が3つ、「サンルージュ」のNARO野菜茶業研シンポに200人
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6787/
■茶の品種育成への国の取り組みは100年以上の歴史があるのですね。日本製紙の取り組みなど続けて記事とりまとめ中です■
2011-02-03
オルニチン研究会が六本木で第2回マスコミセミナー、オルニチン豊富なシジミの価格は1kg20円が1000円に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6756/
■ヤマトシジミは汽水域では生態学的に無敵だそうです。付加価値が50倍というのにびっくりしました■
2月2日に林原グループの3社が会社更生手続開始を申立て、福田恵温氏が4社の社長に就任
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6754/
■福田さんが2月2日に社長に就任なさいました■
2011-02-02
「Nature誌とScience誌に計5回挑戦したが」と、ウナギ卵の成果発表にNature Communications誌を選んだ東大の塚本勝巳教授
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6752/
■2010年4月創刊のNature Communications誌の話題はこれからさらに増えそうです■
「政府主導で決定遅延の事態に憂慮」、ライフ10万人、グリーン10万人の7学会・連合が2月2日に要望提言を提出へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6704/
■当初計画通りに決定しないと優秀な人材にも逃げられてしまいます■
東大と水産総合研究センターが天然のウナギ卵31粒を採集して「海山仮説」と「新月仮説」を検証、Nature姉妹誌に論文発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6703/
■膨大の研究の蓄積で、いくつかの仮説の検証が大幅に前進しました■
2011-01-28
国際誌に550論文発表の吉川敏一・京都府立医大教授が若手研究者に3つの教訓、ビタミンE研究会で1月28日に特別講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6567/
■吉川敏一さんがこれほど多くの論文を発表していることを知りました■
生物科学学会連合と日本化学会などの7会長・代表、科学技術関連基金の研究課題決定プロセスについて要望提言
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6566/
■2月1日に化学会館で開かれた記者会見には生物科学学会連合に関係するアカデミア研究者が多数お見えでした■
林原の新社長に大阪府立大出身で農学博士の福田恵温・林原生物化学研究所常務が就任へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6565/
■林原健社長と林原靖専務の退任が決まりました■
ヤクルトが長期ビジョン「Yakult Vision 2020」、2020年度に09年比で売上高2倍、営業利益3倍へ、「健腸長寿」の普及進める
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6550/
■「健腸長寿」の普及を、定性目標の一つに改めて掲げました■
続報、岩手医科大と岩手大、阪大、長瀬産業、カルノシン酸はNrf2を介して非アルコール性脂肪肝を予防
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6547/
■日本のアカデミアが強みを持つNrf2関連の研究は国際的にも大きな注目を浴びて
いるようです■
2011-01-26
続報、「プロジェクトY」の吉川敏一・京都府立医科大学大学院医学研究科教授、4月に学長就任
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6478/
■吉川教授は1月末の第22回ビタミンE研究会で若手研究者に3つの教訓を話しました■
ADR手続き申請の報道に関して林原が本日13時半に2回目のコメント、「事業自体は堅調に推移」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/6474/
■トレハロースのみならず、恐竜の発掘やホテル経営などでも有名でしたが■
 もう1つ最後に、先月末に発行・公開したBTJジャーナル2011年1月号を改めて紹介します。こちらはBTJ/日経バイオテク・オンラインのアカデミア関連記事で読者の皆さんの注目度が高かった記事などを、無料で全文ご覧いただけます。ぜひお楽しみください。
BTJジャーナル2011年1月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj1101
※2011年1月号(第61号)のコンテンツを目次にて紹介します。
BTJジャーナル 2011年1月号(第61号)
●CONTENTS
新春展望 独Berlinサミット 上原賞 安藤百福賞
P.2 アカデミア・トピックス
バイオ識者の新春展望
バイオ賀詞交歓会に560人
P.7 リポート
BerlinでWorld Health Summit
京大や順天堂大の主催シンポも
P.10 キャリア
上原賞と安藤百福賞
P.12 BTJアカデミック・ランキング
2010年間アクセスTop50も発表
P.14 奥付け