本日は金曜日なのにお邪魔いたします。
 実は12月21日午後、東京品川で今年最後のBTJプロフェッショナルセミナーを開催いたします。今回のタイトルは「第二段階に入ったiPS細胞、生命科学と再生医療にどう活かすのか?
 京都大学山中研究室や理化学研究発生・分化総合研究センターなどの最先端の研究者に加え、企業、そして医薬品医療器機総合機構などのキーマンを招き、実際に創薬や再生医療にどうiPS細胞を活用し、それを実現するための関門は何かを議論します。
 募集開始はもうすぐです。今回は是非ともiPS細胞や細胞生物学の研究を支援する企業をスポンサーとして募集いたします。展示や製品紹介などを希望の企業はどうぞ、
btj-ad@nikkeibp.co.jp までご連絡願います。
 どうぞ宜しく願います。
             Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満
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審良静男・阪大教授のhインデックスはもうすぐ120
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 毎週金曜日のバイオテクノロジー(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。
 今週は、今晩発行・公開する予定の「BTJジャーナル」09年10月号の編集作業を進めています。
 それで、今月第2週から発表になったノーベル賞と、ノーベル賞予測に利用されている論文の被引用データベース(DB)につきまして記事とりまとめのために改めて調べました。
 研究者の科学業績を客観的に評価する指標としていろいろなものが考案されています。その1つである「hインデックス」は、研究者1人について1つの数値が算出されます。このメールでは数年前から何度か紹介しているので概要の説明などは省きますが、研究者個人の過去の蓄積を評価するのに、よい指標ではと思います。
 hインデックスは、論文の被引用DBの解析で算出されるので、用いる被引用DBによって、結果は異なってきます。
 一般には、DBに収録するジャーナルを、コアジャーナルに絞り込んでいるThomson Reuters社の「Web of Science」(WoS)のDBを用いたときが一番小さめの数が出て、「Google Scholar」のDBの場合は一番大きめの数が算出されるようです。また、Elsevir社の「Scopus」のDBだと、この間くらい。
 もっとも数十年以上前の昔のデータだと、WoSにしか登録されていないものもあるようなので、この目安にはならないかと思います。
 詳しい内容は、以下の記事をお読みいただきたいです。被引用数が世界で最も多いことが2年続いたことでも注目された、大阪大学の審良静男教授の最新のデータを閲覧したので、記事にまとめたものです。
※BTJ記事
 自然免疫の審良静男・阪大教授の論文被引用数の合計は近く6万に、平均は88.6、hインデックスは119
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6210/
 BTJジャーナル09年10月号には、「THE-QS世界大学ランキング2009」の記事も掲載するのですが、この順位付けでも、論文の被引用は重要な指標の1つです。THE-QSでは2年前から「Scopus」を、この解析に利用しています。
※BTJの大学ランキング記事
Times世界の大学ランキング2009年版、トップ200大学数の国別順位は日本が3位、前年の6位から躍進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6177/
Times世界の大学ランキング2009年版、Top600に日本は35校、慶早に続く私学は昭和、立命館、東海
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6108/
Times世界の大学ランキング2009年版、バイオ分野トップ50に日本は3大学、東大と京大が大躍進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5932/
Times世界の大学ランキング2009年版、Top200に日本は11校、慶大や早大、筑波大など躍進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5931/
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 メール原稿の締め切り時間になりました。BTJジャーナル09年10月号には、10月7~9日に横浜で開催させていただいた「BioJapan 2009」の特集記事も掲載します。
 今日(10月23日)の午後は、首尾よく編集作業が進捗すれば、四谷で開かれるエコナの学習会なるものを取材する予定です。主催者によると、花王からは安川拓次・執行役員と桂木能久・ヘルスケア食品研究所第2研究室室長が壇上に上がるとのことですが、花王の広報では登壇者をどなたにするかは流動的のようです。
 9月からトクホ(特定保健用食品)制度が厚労省から消費者庁に移管されたため、新たにトクホの審査を行うことになった消費者委員会では、委員の選任を急ピッチで進めているところだと思います。
 先の研究者の業績評価の話に戻りますが、客観的評価としては論文の被引用数が、重要な指標となっています。
 委員になると、かなりの時間がさかれてしまい、論文とりまとめに悪影響が出るのでは、と心配します。
 それでも国の審議に協力なさる研究者の方々には、本当に有難いことだと頭が下がります。
※ここ1週間のエコナおよびトクホの関連記事
厚労省から消費者庁への移管で2カ月停滞のトクホ制度、消費者委員会は委員人選を急ぐが、難航しそう
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6176/
日本人間ドック健診協会がトクホの推薦制度を09年4月開始、「エコナ」の推薦は取り消し、新たな推薦は10月中にも
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6145/
全国消費者団体連合会、「『トクホ』と『エコナ』学習会 その1」を10月23日に開催、花王は安川執行役員と桂木室長が講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6106/
エコナ問題で注目されるグリシドール脂肪酸エステル、定量分析がようやく可能に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/6087/
 最後に、先月末に発行・公開した「BTJジャーナル」09年9月号の内容を紹介します。
「BTJジャーナル」09年9月号のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/index.html#btjj0909
 こちらの記事は全文を無料でご覧いただけます。
                         BTJ編集長 河田孝雄
※09年9月号(第45号)の目次
P.2 アカデミア・トピックス
90億円×30人の最先端プロ
選定過程などに意見相次ぐ
P.11 リポート
日本脂質栄養学会第18回大会
日本油化学会第48回年会
P.13 キャリア
JSTさきがけ新規採択が決定
初の「大挑戦型」は11件
P.14 BTJアカデミック・ランキング
2700億円プロと新政権がTop10をほぼ独占
P.15 専門情報サイト「FoodScience」
最新トピックス
P.16 バックナンバー目次