毎週金曜日のバイオテクノロジー(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。
 今週の話題は何といっても民主党の新政権誕生です。このメールが届くころには、90億円×30人の行方についても発表があります。まずは関連のBTJ記事リストを示します。月曜日(8月30日)の2時近くだったでしょうか、鳩山由紀夫・民主党代表の会見で科学技術として最初に「バイオ」という発言したのをライブで聞きました。
※民主党新政権関連のBTJ記事
政権交代、ライフサイエンス議連会長落選、
STSフォーラムや沖縄大学院大学にも影響か
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5032/
続報、政権交代、バイオプロジェクトにも既に影響、2700億円プロジェクトの選考発表がずれ込む、有力議員落選も影響か
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5025/
日経バイオテク8月31日号、編集長の目「衆院選の影響を受ける政府予算」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5030/
決戦直後「民主党バイオ重視」を示唆した一幕
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5004/
植物工場9拠点、選抜難航の末に決定
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5003/
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http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/
 さてこの話題とは別に、ここ1週間で当方が直接報道に関わったのは、以下の10本です。
焼津水産のアンセリン素材を配合した3商品が9月1日登場、大正製薬、日清ファルマ、日本ミルクと4社合同記者発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5095/
大豆を乳酸菌発酵した食物繊維「大豆の美センイ」、乳酸菌生成エキスのB&Sが発売
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5082/
第5回アスタキサンチン研究会が9月18日に東京海洋大学で開催、今秋「アスタキサンチンの科学」刊行
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5081/
サンスターがブロッコリー・キャベツのアミノ酸でコレステロールを下げるトクホ飲料の通信販売を開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5076/
食品安全委員会のパブコメから3年半、「ハグキの健康を保つ」サンスター「オーラルヘルスタブレット」がトクホ表示許可取得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5058/
厚生労働省が許可する最後の22品目でトクホ総数は894に、トクホは明日発足する消費者庁へ移管
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/5024/
花王ビューティケア研究センター、グリシルグリシンで細胞膜複合体CMCを柔軟に、ドイツの国際毛髪科学シンポで発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4987/
環境宣言の具現化第1弾、花王の液体洗剤「アタックNeo」が発売日前に店頭に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4983/
アンセリンを配合した野菜ジュースが9月1日登場、日本ミルクコミュニティが発表前に広告露出
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4981/
JSTさきがけの新規採択課題・研究者174件が決定、初の「大挑戦型」は11件
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4954/
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 一昨日の水曜日は午後2時から4時間20分にわたって開催された食品安全委員会の新開発食品(第63回)・添加物(76回)合同専門調査会を、「中抜けで」傍聴取材しました。
 この話題はまた記事にまとめてから紹介しますが、TBSそばの赤坂サカス(sacas)のそばのビルにこの夏、引越しした食品安全委員会に初めて行きました。
 30人近くの委員の方々が4時間20分にわたり、花王「エコナ」の安全性評価について議論しまして、改めてですが、委員の方々はさぞかし消耗されたのでは、と思いました。
 当方は途中で90分ほど抜けて、大正製薬、日清ファルマ、日本ミルクコミュニティ、焼津水産化学工業の4社が合同で帝国ホテルで開催した新製品発表会を取材しました。
 実はこの新製品発表会と、食品安全委員会とは少なからぬ関連性があるのです。
 トークショーに石田純一を迎えた帝国ホテルの新製品発表会では、抗酸化ペプチドであるアンセリンの新商品が発表されましたが、アンセリンは、抗疲労トクホとして期待を集めているイミダゾールペプチドの成分なのです。
 それはともかく、食品安全委員会の専門委員の方々の中に少なくともお二人、「食品というものは安全でなければならない。いかなる懸念も排除しなければ」というお考えの方がいるので、驚きました。
 人類が生態系の一部として生き延びるために天然物から選んできた食品について、人類が新たに作り出した化合物、農薬、添加物などと同じ土俵で安全性を評価すると、食べるものがなくなってしまうのではないでしょうか。
 「医薬品とは違って、食品ではリスクベネフィットの議論はできない」というのですが、本当でしょうか。リスクベネフィットの議論は、一般的な食べ物についても当てはまる、のではと思います。医薬品に比べ、ベネフィットの評価も困難なのですが。実際の生活では、ペットの茶飲料とか牛乳とか卵とか日常的によく摂取するものについては、いつも同じ会社の同じ製品を買うのではなく、なるべくいろいろな商品を買ってリスクを分散するのが賢いというのは、多くの方が実践しているのでは、と思います。
※BTJ関連記事
アンセリンを配合した野菜ジュースが9月1日登場、日本ミルクコミュニティが発表前に広告露出
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4981/
総医研の代表取締役が交代、ノボノルディスク出身の小池眞也取締役企画室長が就任へ、梶本佳孝氏は代表権のない会長に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/4753/
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 メール原稿の締め切り時間になりましたので、今日はここまでとさせていただきます。
 最後に、先週火曜日に発行・公開した「BTJジャーナル」09年8月号(第44号)のコンテンツを目次にて紹介します。iPS・ES、RNAと最先端の話題を盛り込んでますので、ぜひお楽しみください。こちらの記事は全文を無料でご覧いただけます。
                         BTJ編集長 河田孝雄
P.2 アカデミア・トピックス
iPS・ES再生医療
注目記事を掲載
P.5 リポート
第11回日本RNA学会年会
新潟に350人集まる
P.8 キャリア
第2回「大学は美味しい!!」フェア
27校が出展して集客は10万人超
P.13 BTJアカデミック・ランキング
経産省と文科省の新課長と民主党
P.14 専門情報サイト「FoodScience」
英国発の有機食品論争
P.16 技術シーズ・レター
ライフサイエンス分野 Vol.5
P.22 バックナンバー目次