毎週金曜日のバイオテクノロジー(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田孝雄です。先週は祭日でお休みをいただきましたので、2週間ぶりになります。
 今週金曜日(3月27日)は、日本農芸化学会の大会が開催されている福岡におります。話題豊富な農芸化学会の関連記事を、大会開催前にいくつか報道してますので、このメールの後ろのほうに記事リストを載せます。
 さて今週は、オワンクラゲの緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見で、2008年ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士が来日なさっていまして、月曜日の記者会見と、火曜日の記念講演会を取材しました。
 記念講演会の演題「天の導くままに─発光生物と半世紀」がそのまま当てはまる通り、下村博士がまったくの偶然によって、発光生物の研究に取り組むきっかけが生まれたことを知りました。
 下村博士の記事いくつかまとめてますので、ご覧いただければと思います。以下のリストの記事は、全文をご覧いただくには、オンライン購読の登録が必要です。記事の一部は、一昨日(3月25日)の夜に発行・公開した「BTJジャーナル」09年3月号に急きょ盛り込みました。BTJジャーナルはPDFファイルをダウンロードしていただくと、どなたでも全文をご覧いただけます。ぜひお楽しみください。
「BTJジャーナル」のダウンロードはこちらから
→ http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/
※下村博士関連のBTJ記事リスト
「天の導くままに─発光生物と半世紀」と題して下村脩博士が講演、きっかけは偶然、「名大の江上さんが留守だった」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0863/
発光キノコの発光メカニズムを解明したい、下村脩博士が記者会見で熱意
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0859/
ノーベル化学賞の下村脩博士が東京で3月23日に記者会見、3月24日に記念講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0855/
内藤賞受賞の上村大輔・慶大教授、マリンメタゲノムは沖縄OISTと取り組む
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0147/
 
続報、ノーベル化学賞の下村博士の1962年論文、被引用数が90年代から急増して08年に最多更新
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/6598/
速報、ノーベル化学賞をまたまた日本人が受賞、緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見で下村脩博士
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2005/6597/
 明日3月28日(土)は午後、日本大学理工学部船橋キャンパスで開かれている日本化学会第89春季年会で「緊急企画 ノーベル化学賞受賞記念シンポジウム」が開催されます。
 最初に下村脩博士が15分間、Introductory talkを行った後、8人の方々が30分ずつ講演する予定です。
近江谷克裕・北大教授
「発光生物研究の原点と『ウミホタル発光研究』の新展開」
寺西克倫・三重大教授
「下村博士との出会い、そして生物の光に魅了されて」
宮脇敦史・理研リームリーダー
「New fluorescent probes and new perspectives in bioscience」
菊地和也・阪大教授
「可視化プローブのデザイン・合成による分子イメージング」
小澤岳昌・東大教授
「GFP再構成技術を用いた生体分子の可視化」
萩原正敏・東京医科歯科大教授
「蛍光タンパク質によるmRNAスプライシングの可視化とその制御」
尾崎諭司・万有製薬つくば研究所ディレクター
「創薬研究におけるGFPの利用」
大隅典子・東北大教授
「蛍光タンパクが推し進めた基礎医学研究:遺伝子発現を観られる喜び」
という講演が予定されています。
北大の近江谷教授は、BTJジャーナル08年4月号P.6~7に、
阪大の菊地教授は、BTJジャーナル08年11月号P.11~13に、
それぞれ登場していただいてます。
最新のBTJジャーナル09年3月号には、下村博士の記者会見の記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
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 それで福岡の農芸化学会の方はというと、今日3月27日は受賞講演からと、取材が盛りだくさんです。以下に農芸化学会関連の記事リストを付けさせていただきます。
※農芸化学会関連のBTJ記事
協同乳業のLKM512はスペルミンを増やし寿命を延伸、理研との成果を農芸化学会で発表、
薬学会のシンポでも講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0883/
亀田製菓、酒粕から分離した植物性乳酸菌K-2の抗アレルギー効果を新潟大と確認、
09年秋に粉末の販売開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0881/
「天の導くままに─発光生物と半世紀」と題して下村脩博士が講演、きっかけは偶然、
「名大の江上さんが留守だった」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0863/
ノーベル化学賞の下村脩博士が東京で3月23日に記者会見、3月24日に記念講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0855/
◎DBCLSが農芸化学会でランチョン開催、河野研究員と大久保教授が講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0823/
Cre-loxPで世界最高レベルの乳酸産生酵母、キリンが「低炭素社会」への取り組み
成果として発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0784/
農芸化学会トピックスの森永乳業ラクトフェリン、「商品の効果・効能を示した
ものではない」とリリースに記載
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0776/
続報、抗ストレス効果検証で先駆素材、太陽化学のテアニンが日本農芸化学会の
技術賞を受賞
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0705/

3月末に福岡で大会開催の日本農芸化学会が都内で記者会見、
1390演題から29演題をトピックスとして発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0703/
 上の記事リストで、見出しの頭に◎をつけたライフサイエンス統合データベースセンターの取り組みは、今週半ばに発行したBTJジャーナル09年3月号で、5ページにわたり紹介してます。BMB2008や生物物理学会で発表に用いられた図版類も、豊富に掲載してますので、ぜひご覧ください。
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 そろそろメール原稿の締め切りが迫ってきました。
 最後に今週半ばに発行・公開した「BTJジャーナル」09年3月号(第39号)のコンテンツを目次にて紹介します。こちらのコンテンツは全文を無料でお楽しみいただけますので、ぜひお楽しみください。
                         BTJ編集長 河田孝雄
P.2 アカデミア・トピックス
再生医療学会に1800人超
実用化目指し活発に議論
P.5 リポート
情報の循環を改善する
統合DBプロジェクト本格化
P.10 キャリア
08年ノーベル化学賞の
下村脩博士が記者会見
P.12 日経BP技術賞が決定
P.13 BTJアカデミック・ランキング
再生医療議連の提言案がトップ
P.14 専門情報サイト「FoodScience」
P.15 広告索引
 ぜひ「BTJジャーナル」をダウンロードしてお楽しみください。パソコンでご覧いただくと、リンク先の情報もすぐに入手できます。プリントアウトをお読みいただくなら、カラーをお勧めします。
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 BTJジャーナルは、次のサイトでPDFファイルをダウンロードしていただくと(無料)、ご覧いただけます。オープンアクセスに対応した新タイプのジャーナルですので、ぜひお楽しみください。
 ご意見などは以下のフォームから受付します。いただいたご意見を次回以降のBTJメールの中で、匿名で紹介させていただく可能性があることをご了解ください(紹介されたくない場合はその旨を明記しておいてください)。
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