毎週金曜日のバイオテクノロジー(BTJ)メールで編集部原稿を担当しておりますBTJ編集長の河田です。
 海洋研究開発機構(JAMSTEC)が昨日、今日と開催している研究支援成果発表会「Blue Earth'09」の取材で、今日金曜日は池袋の立教大学におります。
 JAMSTECが最近発表した「08年10大トピック」では、バイオ系では、「古細菌ワールド」と「超好熱メタン菌」の2つのトピックスが選ばれました。
 さて今回は、一昨日、昨日と三重県の津市で開かれた「ナス科ゲノム研究の効果的な利用にむけて 第5回トマト国際シンポジウム」(主催:農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所)の話題をお届けします。
 昨日(3月12日)午後には、パネルディスカッション「トマトゲノム研究成果の効率的利用にむけた具体的連携・協力にむけて」が開かれまして、その最初の話題提供として、「国内のトマトゲノム解読とリソースの効率的な利用についての基盤整備側からの要望」と題した講演を、かずさDNA研究所副所長の田畑哲之さんがなさいました。
 このパネルシスカッションの議論内容を報道して参りますが、今回はまず、この田畑さんのご講演の中から、重要と思われるコメントを紹介します。
「リソース整備も研究活動の業績として評価されるべき」
「独自のリソースを持っていることが必要」
「(新型シーケンサーの)マシンは余ってくる。消耗品代だけあれば解析できるが、問題はネットワーク」
※第5回トマト国際シンポジウムの関連のBTJ記事
ロシュのシーケンサー「GS FLX チタニウム」、理研横浜に続き、千葉かずさDNA研が4月導入
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0601/
中国チームがキュウリのゲノム解読を完了、BGIの超並列シーケンサーは09年夏までに50台へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2006/0568/
 それぞれのコメントの説明など、現在記事にとりまとめ中です。パネルディスカッション全体の内容ともども、報道して参りますので、記事にてご覧ください。
 「独自のリソース」という意味では、今回のメールの冒頭のJAMSTECは、日本近海の深海のリソースが世界でも強みになっているのでは、と思います。を持っているのでは、と思います。
 「Blue Earth'09」は、“研究支援成果発表会”であって、“研究成果発表会”ではないというのも興味深いです。
 そろそろメール原稿の締め切りが迫ってきました。
 ここで、今月末(3月30日午後)に東京・品川で、開催するBTJプロフェッショナルセミナー「統合オミックス・シンポジウム」の案内をさせていただきます。
http://bio.nikkeibp.co.jp/bio/seminar/090330/
 今回は緊急開催のため、無料でご参加いただけます。医薬・診断薬、機能性食品・農産物、安全性試験、創薬支援などの関係の方々にご来場いただきたいです。
 最後に先月末に発行・公開した「BTJジャーナル」09年2月号(第38号)のコンテンツを目次にて紹介します。こちらのコンテンツは全文を無料でお楽しみいただけますので、ぜひお楽しみください。
                         BTJ編集長 河田孝雄
09年2号(第38号)のコンテンツを目次で紹介します。
P.2 アカデミア・トピックス
急速に進む低分子iPS細胞
誘導法と直接再分化法
JST合同シンポ
P.4 リポート
遺伝子改変実験動物と
レギュラトリーサイエンス
食品安全委員会
P.8 キャリア
日本国際賞
日本学術振興会賞
日本学士院学術奨励賞
P.11 BTJアカデミック・ランキング
日本学術振興会賞がトップ
P.12 専門情報サイト「FoodScience」
パブコメの役割
P.13 広告索引
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